モンソン大管長―「それが真実であると知ることができます」

「間違った方向へ引き込むあらゆる力…に対抗する強さを持つために,わたしたちは個人の証を持つ必要があります」とトーマス・S・モンソン大管長は強く勧めています。「12歳であれ,112歳であれ,あるいはその間の何歳であれ,皆さんはイエス・キリストの福音が真実であることを自分で知ることができます。モルモン書を読んでください。その教えについて深く考えてください。モルモン書が真実かどうか天の御父に尋ねてください。「もしキリストを信じながら,誠心誠意問うならば,神はこれが真実であることを,聖霊の力によってあなたがたに明らかにしてくださる」という約束を,わたしたちは受けています。”

そして,モンソン大管長は,モルモン書が真実であることを知れば,福音のほかのことについても証を築くことができると約束しています。例えば,「モルモン書が真実であることを知れば,ジョセフ・スミスが確かに預言者で,永遠の父なる神とその御子イエス・キリストにまみえたことを知るようになります。」

読む人に真理をもたらす

一人一人が自分でモルモン書が真実であることを知ることができる,とモンソン大管長は再度明言します。そしてモルモン書には,キリストを信じながら誠心誠意祈ることによって,これらの約束が真実であることを「聖霊の力によって」知ることができるというモロナイの約束が記されています(モロナイ10:4-5参照)。

「わたしは末日のほかの預言者たちとともに,『この世で最も正確な書物』,すなわちイエス・キリストについてのもう一つの証であるモルモン書が真実の書物であることを証します」とモンソン大管長は言います。「そのメッセージは地に広がり,読む人は真理を知るようになります。モルモン書によって人生が変わることを証します。どうかわたしたち一人一人がモルモン書を繰り返し読みますように。そして,そこに記されている貴い約束について,神のすべての子供たちに喜んで証を伝えることができますように。」

祈りながら研究し続ける

モルモン書を祈りながら研究すると,困難な時に耐え忍ぶよう助ける堅固な証へと導かれるでしょう,とモンソン大管長は言います。「皆さんの多くが…すでにモルモン書が真実であると知っています。そしてジョセフ・スミスがまさに預言者であり,この教会がイエス・キリストの真の教会であると知っています。しかしながら,いくらかの人はまだ両親や友達,指導者という他の人たちの証に頼っているかもしれません。わたしは次のことを提案します。毎日時間を取って,モルモン書が真実の書物かどうか,自分で見いだす努力をしてください。そうすれば心が改まり,人生が変わるでしょう。もしこの知識を『キリストを信じながら,誠心誠意』問うならば,答えを受けると約束します。そして一度モルモン書が真実であるとわかったら,ジョセフ・スミスが神の預言者であったことも真実だとわかるでしょう。そして教会が真実だという力強い証と知識を得られるでしょう。」

モンソン大管長は言います。「そのような知識,そのような個人的な証は,機会があれば欺こうとしている敵がいるこの世の試練を安全に耐え忍び,正しい選択をするためには不可欠です。強い証を持ち続けるなら,皆さんは正義の光,つまりすべての人の模範となるでしょう。」