末日​聖徒​イエス・​キリスト​教会​の教義と聖約​

第​45​章​

千八百三十一​ (ねん)​三 (がつ)(なの)()、オハイオ​ (しゅう)​カートランド​に​おいて、 ()(げん)(しゃ)​ジョセフ・​スミス​を​ (とお)して​ (きょう)(かい)​に​ (あた)えられた​ (けい)()(『 (きょう)(かい)(れき)()』​ (だい)一​ (かん)、百五十八―百六十三​ページ)。 ()(げん)(しゃ)​は​この​ (けい)()​の​ ()(ろく)​の​ (まえ)()き​として、 (つぎ)​の​よう​に​ ()べて​いる。「 (きょう)(かい)​の​この​ ()(だい)​に、 人々(ひとびと)​が​ ()(わざ)​を​ 研究(けんきゅう)​する​の​を、あるいは​ (しん)(こう)​を​ ()()れる​の​を​ (さまた)げよう​と​して、 (おお)く​の​ (いつわ)り​の​ ()()​や​ (おろ)か​な​ (つく)(ばなし)​が​ (しゅっ)(ぱん)​されたり、 ()()​されたり​した。……​しかし​……​ (せい)()​たち​に​とって​ (よろこ)ばしい​こと​に、わたし​は​ (つぎ)​の​ (けい)()​を​ ()けた。」(『 (きょう)(かい)(れき)()』​ (だい)一​ (かん)、百五十八​ページ)

1​-​5​キリスト​は​御父(おんちち)​に​(たい)する​わたしたち​の​(べん)()(しゃ)​で​ある。 6​-​10​(ふく)(いん)​は​(しゅ)​の​(まえ)​に​(みち)​を​(そな)える​使(つか)い​で​ある。 11​-​15​エノク​と​その​同胞(はらから)​は、(しゅ)​に​よって​(しゅ)()()(しん)​の​もと​に​()()れられた。 16​-​23​キリスト​は、オリブ(やま)​で​()べられた​よう​に、()()(ぶん)​の​(らい)(りん)​の​しるし​を​(しめ)された。 24​-​38​(ふく)(いん)​は​回復(かいふく)​され、()(ほう)(じん)​の​(とき)​は​()ち、(こう)(はい)​を​もたらす​(びょう)()​が​()​を​(おお)う。 39​-​47​しるし​と​()()()​と​(ふっ)(かつ)​が​再臨(さいりん)​に​(ともな)う。 48​-​53​キリスト​は​オリブ(やま)​に​()たれ、ユダヤ(じん)​は​キリスト​の​()(あし)​の​(きず)​を​()る。 54​-​59​(しゅ)​が​(ふく)(せん)(ねん)​の​(あいだ)(おさ)められる。 60​-​62​()(げん)(しゃ)​は『(しん)(やく)(せい)(しょ)』​の​(ほん)(やく)​を​(はじ)める​よう​に​()()​され、それ​に​よって​(じゅう)(よう)​な​(こと)(がら)​が​()らされる。 63​-​75​(せい)()​たち​は、(あつ)まって​(しん)​エルサレム​を​()てる​よう​に​(めい)じられる。そこ​に​は、すべて​の​(くに)​から​人々(ひとびと)​が​やって​()る。

  ()き​なさい、おお、​(おう)(こく)​を​(あた)えられた​わたし​の​​(きょう)(かい)​の​人々(ひとびと)​よ。()き​なさい。()​の​(もとい)​を​()え、もろもろ​の​(てん)​と​(てん)​の​万物(ばんぶつ)​を​​(つく)り、()きて、(うご)いて、(そん)(ざい)​して​いる​万物(ばんぶつ)​を​(つく)った​(もの)​の​(こと)()​に​(みみ)​を​(かたむ)け​なさい。

  さらに​また、わたし​は​()う。​()​が​あなたがた​を​()らえる​こと​の​ない​よう​に、わたし​の​(こえ)​に​()き​(したが)い​なさい。あなたがた​の​​(おも)いがけない​とき​に、(なつ)​が​()()り、​()()れ​が​()わり、あなたがた​が​(すく)われない​と​いう​こと​の​ない​よう​に。

  (ちち)​に​(たい)する​​(べん)()(しゃ)​で​あって、(ちち)​の​(まえ)​で​あなたがた​の​ため​に​(べん)じる​(もの)​の​(こと)()​を​()き​なさい。

  すなわち、「(ちち)​よ、​(つみ)​を​(おか)した​こと​が​なく、あなた​が​()(こころ)​に​かなう​と​された​(もの)​の、​(くる)しみ​と​()​を​()(らん)​ください。あなた​の​()​が​(なが)した​()、すなわち、あなた​()()(しん)​が​​(えい)(こう)​を​()ける​ため​に、あなた​が​お​(あた)え​に​なった​(もの)​の​()​を​()(らん)​ください。

  その​ため​に、(ちち)​よ、わたし​の​()​を​​(しん)じる​これら​わたし​の​(きょう)(だい)​たち​が、わたし​の​もと​に​()て​​永遠(えいえん)​の​(いのち)​を​()られる​よう​に、(かれ)ら​を​お​(すく)い​ください」と。

  ()き​なさい、おお、わたし​の​(きょう)(かい)​の​人々(ひとびと)​よ。長老(ちょうろう)​たち​よ、ともに​()き​なさい。​今日(きょう)​と​()ばれる​(あいだ)​に、わたし​の​(こえ)​を​()き​なさい。そして、(こころ)​を​かたくな​に​して​は​ならない。

  まことに、わたし​は​あなたがた​に​()う。わたし​は​​アルパ​で​あり​オメガ​で​あり、(はじ)め​で​あり​()わり​で​あり、()​の​(ひかり)​で​あり​(いのち)​で​ある。わたし​は​(くら)(やみ)​の​(なか)​に​(かがや)いて​いる​​(ひかり)​で​ある。そして、(くら)(やみ)​は​それ​を​()(かい)​しない。

  わたし​は​()(ぶん)​の​(たみ)​の​ところ​に​()た​の​に、(たみ)​は​わたし​を​()()れなかった。しかし、わたし​を​()()れた​すべて​の​(もの)​に、わたし​は​(おお)く​の​​()(せき)​を​(おこな)う​​(ちから)​と、​(かみ)​の​()​と​なる​(ちから)​を​(あた)えた。まことに、わたし​の​()​を​​(しん)じる​(もの)​に、わたし​は​​永遠(えいえん)​の​(いのち)​を​()る​(ちから)​を​(あた)えた。

  まことに​その​よう​に、わたし​の​​永遠(えいえん)​の​​(せい)(やく)​を​()​に​(おく)って、()​の​(ひかり)​と​し、また​わたし​の​(たみ)​と​それ​を​(もと)める​​()(ほう)(じん)​の​ため​の​​(はた)​と​し、さらに​わたし​に​(さき)()ち、わたし​の​(まえ)​に​(みち)​を​(そな)える​​使()(しゃ)​と​する。

  10  それゆえ、あなたがた​は​その​もと​に​()なさい。そう​すれ​ば、(むかし)​の​人々(ひとびと)​と​(ろん)じた​よう​に、わたし​は​やって​()る​(もの)​と​(ろん)じよう。そして、わたし​は​​(ちから)(づよ)い​(ろん)(きょ)​を​あなたがた​に​(しめ)そう。

  11  それゆえ、あなたがた​は​ともに​()き​なさい。わたし​は​あなたがた​に、まことに​わたし​の​()()​を、すなわち、​エノク​と​その​同胞(はらから)​の​(かみ)​で​ある​と​あなたがた​が​()う​(もの)​の​()()​を​(しめ)して​みせよう。

  12  エノク​と​その​同胞(はらから)​は​()​から​​()けられて、わたし​()(しん)​の​もと​に​()()れられた。それ​は、()​の​()​が​()る​まで​(のこ)して​おかれる​​(まち)​で​ある。その​()​は​すべて​の​(せい)​なる​人々(ひとびと)​が​(さが)し​(もと)めた​()​で​ある​が、(あく)()​と​()まわしい​(おこな)い​の​ゆえ​に、(かれ)ら​は​その​()​を​()いださなかった。

  13  (かれ)ら​は​()(ぶん)​たち​が​()(じょう)​に​おける​​()(りゅう)(しゃ)​で​あり​旅人(たびびと)​で​ある​こと​を​(こく)(はく)​した​が、

  14  その​()​を​()いだして​(にく)(たい)​に​あって​それ​を​()る​で​あろう​と​の​​(やく)(そく)​を​()た。

  15  それゆえ、()き​なさい。わたし​は​あなたがた​と​(ろん)じ、(むかし)​の​人々(ひとびと)​に​(おこな)った​よう​に​あなたがた​に​(かた)り、()(げん)​しよう。

  16  わたし​は​(にく)(たい)​に​あって​わたし​の​()()​たち​の​(まえ)​に​()ち、(かれ)ら​に​(かた)り​ながら​​(しめ)した​よう​に、()かり​やすく​それ​を​(しめ)そう。「あなたがた​は、わたし​が​あなたがた​の​(せん)()​に​(あた)えた​(やく)(そく)​を​()たす​ため​に​(えい)(こう)​を​もって​(てん)​の​(くも)​の​(なか)​を​()る​()​の、わたし​の​​(らい)(りん)​の​しるし​に​ついて​(たず)ねた。

  17  あなたがた​が​それ​に​ついて​(たず)ねた​の​は、()(ぶん)​の​​(れい)​が​(からだ)​から​(なが)い​(あいだ)​​(はな)れて​いる​こと​を​一つ​の​(そく)(ばく)​と​(かんが)えて​きた​から​で​ある。そこで、わたし​は​(あがな)い​の​()​が​どの​よう​に​()る​か、また​​()らされた​イスラエル​の​​回復(かいふく)​が​どの​よう​に​()こる​か​を​あなたがた​に​(しめ)そう。

  18  さて、あなたがた​は、エルサレム​に​ある、あなたがた​が​(かみ)​の​(みや)​と​()んで​いる​この​神殿(しんでん)​を​()て​いる。また、あなたがた​の​(てき)​は、この​(みや)​は​(けっ)して​(たお)れない​と​()う。

  19  しかし、まことに、わたし​は​あなたがた​に​()う。(よる)​の​盗人(ぬすびと)​の​よう​に、(こう)(はい)​が​(いま)​の​()(だい)​の​人々(ひとびと)​に​(およ)ぶ​で​あろう。そして、この​(たみ)​は​(ほろ)ぼされ、また​すべて​の​(こく)(みん)​の​(なか)​に​()らされる​で​あろう。

  20  また、あなたがた​が​(いま)()て​いる​この​神殿(しんでん)​は、一つ​の​(いし)​が​()​の​(いし)​の​(うえ)​に​(のこ)る​こと​の​ない​よう​に​(くず)される​で​あろう。

  21  そして、わたし​が​あなたがた​に​()げた​(こう)(はい)​が​ことごとく​()こる​まで、この​()(だい)​の​ユダヤ(じん)​は​()​を​()らない​で​あろう。

  22  あなたがた​は、​()​の​()わり​が​()る​こと​を​()って​いる​と​()う。あなたがた​は​また、(てん)()​が​()()る​こと​も​()って​いる​と​()う。

  23  これ​に​ついて、あなたがた​は​真実(しんじつ)​を​()べて​いる。その​とおり​だから​で​ある。しかし、すべて​が​(じょう)(じゅ)​する​まで、わたし​が​あなたがた​に​()げた​これら​の​こと​は​()()る​こと​が​ない。

  24  わたし​は​エルサレム​に​(かん)して、()(じょう)​の​こと​を​あなたがた​に​()げて​おく。その​()​が​()る​と、(のこ)り​の​(もの)​は​すべて​の​(こく)(みん)​の​(なか)​に​​()らされる​で​あろう。

  25  しかし、(かれ)ら​は​(ふたた)び​​(あつ)められる。それでも、​()(ほう)(じん)​の​(とき)​が​()ちる​まで、(かれ)ら​は​その​まま​(のこ)る​で​あろう。

  26 その()、​(せん)(そう)​と​(せん)(そう)​の​うわさ​が​()かれ、(ぜん)()​が​混乱(こんらん)​し、人々(ひとびと)​は​​()()ち​する​で​あろう。また、人々(ひとびと)​は、()​の​()わり​まで​キリスト​は​(らい)(りん)​を​​()ばされる​と​()う​で​あろう。

  27  人々(ひとびと)​の​(あい)​が​()え、()(ほう)​が​はびこる​で​あろう。

  28  また、​()(ほう)(じん)​の​(とき)​が​()る​と、(くら)(やみ)​に​()する​(もの)​たち​の​(あいだ)​に​​(ひかり)​が​さす​で​あろう。それ​は​わたし​の​完全(かんぜん)​な​(ふく)(いん)​で​ある。

  29  しかし、(かれ)ら​は​それ​を​​()()れない。(かれ)ら​は​その​(ひかり)​に​()づかず、また​(ひと)​の​​(くん)(かい)​の​ゆえ​に、わたし​から​​(こころ)​を​そらす​から​で​ある。

  30  そして、その​()(だい)​に​()(ほう)(じん)​の​(とき)​は​()ちる。

  31  また、その​()(だい)​に​()きて​いて、あふれる​​()らしめ​を​()る​まで​()​を​()らない​人々(ひとびと)​が​いる。(こう)(はい)​を​もたらす​(びょう)()​が​()​を​(おお)う​から​で​ある。

  32  しかし、わたし​の​()()​たち​は​​(せい)​なる​()(しょ)​に​()ち、(うご)かされない。しかし、(あく)(にん)​の​(なか)​で​は、人々(ひとびと)​が​(こえ)​を​()げ、(かみ)​を​​のろって()ぬ​で​あろう。

  33  また、(ほう)(ぼう)​に​​()(しん)​も​あり、また​(おお)く​の​(こう)(はい)​も​ある。それでも、人々(ひとびと)​は​わたし​に​(たい)して​(こころ)​を​かたくな​に​し、(たが)いに​​(つるぎ)​を​()り、(ころ)し​()う。」

  34  さて、(しゅ)​なる​わたし​が​これら​の​(こと)()​を​()()​たち​に​(かた)り​()える​と、(かれ)ら​は​心配(しんぱい)​した。

  35  そこで、わたし​は​(かれ)ら​に​()った。「​心配(しんぱい)​する​こと​は​ない。これら​すべて​の​こと​が​()こる​とき、あなたがた​は、(あた)えられた​(やく)(そく)​が​()たされる​こと​が​()かる​から​で​ある。

  36  そして、(ひかり)​が​さし​(はじ)める​と、それ​は​(かれ)ら​に​とって、わたし​が​あなたがた​に​(しめ)す​たとえ​の​よう​に​なる。

  37  すなわち、あなたがた​は​​いちじく​の​()​を​(なが)めて​()る。あなたがた​は​()(ぶん)​の​()​で​それ​を​()る。そして、いちじく​の​()​が​()()き​(はじ)め、その​()​が​まだ​(やわ)らかい​と、(なつ)​が​もう​(ちか)い​と、あなたがた​は​()う。

  38  (おな)じ​よう​に、人々(ひとびと)​は​これら​すべて​の​こと​を​()る​その​()​に、(とき)​が​(ちか)い​こと​を​()る​で​あろう。

  39  そして、わたし​を​​(おそ)れる​(もの)​は、(しゅ)​の​(おお)いなる​​()​が​()る​の​を、すなわち​​(ひと)​の​()​の​(らい)(りん)​の​​しるし​を​​()(のぞ)む​で​あろう。

  40  (かれ)ら​は​数々(かずかず)​の​しるし​と​()()()​を​()る​で​あろう。これら​は、(うえ)​は​(てん)​に、(した)​は​()​に​(しめ)される​から​で​ある。

  41  (かれ)ら​は​()​と、​()​と、()()める​(けむり)​を​()る​で​あろう。

  42  また、(しゅ)​の​()​が​()る​(まえ)​に、​太陽(たいよう)​は​(くら)く​なり、(つき)​は​()​に​()わり、(ほし)​は​(てん)​から​()ちる​で​あろう。

  43  また、(のこ)り​の​(もの)​は​この​()(しょ)​に​(あつ)められる​で​あろう。

  44  その​とき、(かれ)ら​は​わたし​を​()(のぞ)む​で​あろう。()よ、わたし​は​()る。そして​(かれ)ら​は、(てん)​の​(くも)​の​(なか)​に、(ちから)​と​(おお)いなる​​(えい)(こう)​と​を​まとって、すべて​の​(せい)​なる​(てん)使()​たち​と​ともに​いる​わたし​を​()る​で​あろう。また、わたし​を​​()()けない​(もの)​は​()たれる​で​あろう。

  45  しかし、(しゅ)​の​(うで)​が​(くだ)る​(まえ)​に、(ひと)()​の​(てん)使()​が​​ラッパ​を​()き​()らし、(ねむ)って​いた​(せい)()​たち​は​​(くも)​の​(なか)​で​わたし​に​()う​ため​に​​()て​()る。

  46  さて、あなたがた​は​​(やす)らか​に​(ねむ)って​いた​なら​ば、(さいわ)い​で​ある。なぜなら、(いま)​わたし​を​()て、わたし​が​いる​こと​を​()って​いる​よう​に、あなたがた​は​​わたし​の​もと​に​()て、​()きて、あなたがた​の​(あがな)い​は​完成(かんせい)​される​から​で​ある。また、(せい)()​たち​は​()​の​()(ほう)​から​()て​()る​で​あろう。

  47  それから、(しゅ)​の​​(うで)​が​もろもろ​の​(こく)(みん)​に​(くだ)る。

  48  そして​その(のち)(しゅ)​は​この​​(やま)​の​(うえ)​に​(あし)​を​()く。すると、これ​は​二つ​に​()ける。また、()​は​​()れ​(うご)き、あちら​こちら​と​よろめき、また​(てん)​も​​(ふる)える。

  49  また、(しゅ)​は​(こえ)​を​(はっ)し、()​の​()て​に​(いた)る​すべて​の​(もの)​が​それ​を​()く。そして、()​の​もろもろ​の​(こく)(みん)​は​​(なげ)き​(かな)しみ、(わら)った​(もの)​たち​は​()(ぶん)​の​(おろ)かさ​を​()る​で​あろう。

  50  (わざわ)い​が​あざ(わら)った​(もの)​を​(おお)い、あざける​(もの)​は​()き​()くされる​で​あろう。また、(ざい)(あく)​の​()​を​うかがう​(もの)​は、()り​(たお)されて​()​の​(なか)​に​()()まれる​で​あろう。

  51  それから、​ユダヤ(じん)​は​わたし​を​​()て、『あなた​の​(りょう)()​と​(りょう)(あし)​の​この​(きず)​は​(なん)​です​か』​と​()う​で​あろう。

  52  その​とき、(かれ)ら​は​わたし​が​(しゅ)​で​ある​こと​を​()る。わたし​は、『この​(きず)​は、わたし​の​(とも)​の​(いえ)​で​()った​​(きず)​で​ある。わたし​は​()げられた​(もの)​で​ある。​(じゅう)()()​に​つけられた​イエス​で​ある。(かみ)​の​()​で​ある』​と​(かれ)ら​に​()う​から​で​ある。

  53  その​とき、(かれ)ら​は​()(ぶん)​たち​の​(おか)した​(ざい)(あく)​の​ゆえ​に​​(なみだ)​を​(なが)す。その​とき、(かれ)ら​は​()(ぶん)​たち​の​​(おう)​を​(はく)(がい)​した​ので、(なげ)き​(かな)しむ​で​あろう。

  54  それから、​()(きょう)​の​(しょ)(こく)(みん)​が​(あがな)われる。そして、(りっ)(ぽう)​を​()らなかった​(もの)​は​(だい)(いち)​の​​(ふっ)(かつ)​に​あずかる。(かれ)ら​は​それ​に​​()えられる​で​あろう。

  55  また、​サタン​は​​(しば)られて、(ひと)​の​()ら​の​(こころ)​の​(なか)​に​(けっ)して​()(しょ)​を​()られない​で​あろう。

  56  わたし​が​(えい)(こう)​の​うち​に​()る​その​​()​に、わたし​が​十​(にん)​の​​おとめ​に​ついて​(かた)った​たとえ​は​(じょう)(じゅ)​する​で​あろう。

  57  (かしこ)くて、​(しん)()​を​()()れ、()(ぶん)​の​​(みちび)き​()​として​(せい)​なる​()(たま)​を​()け、そして​​(あざむ)かれなかった​(もの)、すなわち、まことに​わたし​は​あなたがた​に​()う​が、(かれ)ら​は​()り​(たお)されて​​()​の​(なか)​に​()()まれる​こと​なく、その​()​に​()える​で​あろう。

  58  そして、​()(きゅう)​は​​()()ぎ​として​(かれ)ら​に​(あた)えられる。(かれ)ら​は​()えて​(つよ)く​なり、その​()(そん)​は​(つみ)​の​ない​まま​​成長(せいちょう)​して​​(すく)い​を​()る​で​あろう。

  59  (しゅ)​は​(かれ)ら​の​​(なか)​に​あり、(しゅ)​の​(えい)(こう)​は​(かれ)ら​の​うえ​に​あり、(しゅ)​は​(かれ)ら​の​(おう)​と​なり、​(りっ)(ぽう)(しゃ)​と​なる​から​で​ある。」

  60  さて​()よ、わたし​は​あなたがた​に​()う。(しん)(やく)(せい)(しょ)』​が​(ほん)(やく)​される​まで、この​(しょう)​に​ついて​これ​()(じょう)()る​こと​は​(ゆる)されない​が、その『(しん)(やく)(せい)(しょ)』​の​(なか)​で、これら​すべて​の​こと​が​()らされる​で​あろう。

  61  それゆえ、あなたがた​が​(きた)る​べき​こと​の​ため​に​(そな)えられる​よう​に、わたし​は​あなたがた​が​(いま)​それ​を​(ほん)(やく)​できる​よう​に​する。

  62  まことに、わたし​は​あなたがた​に​()う。(おお)いなる​こと​が​あなたがた​を​()()けて​いる。

  63  あなたがた​は​(しょ)(がい)(こく)​に​おける​​(せん)(そう)​に​ついて​()いて​いる。しかし​()よ、わたし​は​あなたがた​に​()う。それ​は​(ちか)く、あなたがた​の​()(ぐち)​まで​(ちか)づいて​いる。これから​(おお)く​の​(とし)​を​()ず​に、あなたがた​は、あなたがた​()(しん)​の​()​に​おける​(せん)(そう)​に​ついて​()く​で​あろう。

  64  それゆえ、(しゅ)​なる​わたし​は​()った​の​で​ある。あなたがた​は​​(ひがし)​の​()​から​(あつ)まり​なさい。あなたがた、わたし​の​(きょう)(かい)​の​長老(ちょうろう)​たち​は​(あつ)まり​なさい。あなたがた​は​西(にし)​の​()​に​()て​()き、(じゅう)(みん)​に​()(あらた)める​よう​に​()びかけ​なさい。そして、(かれ)ら​が​()(あらた)める​なら​ば、わたし​の​ため​に​(きょう)(かい)​を​(きず)き​()げ​なさい。

  65  また、(こころ)​を​一つ​に​し、(おも)い​を​一つ​に​し、あなたがた​の​(とみ)​を​(あつ)めて、この​(のち)​あなたがた​に​()(てい)​される​()()ぎ​を​​(こう)(にゅう)​する​よう​に​しなさい。

  66  それ​は、​(しん)​エルサレム、​(へい)()​の​​()、​()け​(どころ)​の​(みやこ)、いと​(たか)き​(かみ)​の​(せい)()​の​ため​の​安全(あんぜん)​の​()​と​()ばれる​で​あろう。

  67  そして、(しゅ)​の​​(えい)(こう)​が​そこ​に​ある。また、(しゅ)​の​(きょう)()​も​そこ​に​ある​ので、(あく)(にん)​は​そこ​に​()よう​と​しない。そこ​は​シオン​と​()ばれる。

  68  そして、(あく)(にん)​の​(なか)​に​いて、隣人(りんじん)​に​(たい)して​()(ぶん)​の​(つるぎ)​を​()らない​(もの)​は​(みな)安全(あんぜん)​の​ため​に​(かなら)ず​シオン​に​(のが)れて​()なければ​ならない。

  69  そこ​に​は​(てん)()​の​あらゆる​(くに)​から​人々(ひとびと)​が​​(あつ)められる​で​あろう。その​(たみ)​は​(たが)いに​(せん)(そう)​を​しない​唯一(ゆいいつ)​の​(たみ)​で​ある。

  70  また、(あく)(にん)​の​(あいだ)​で​は、「我々(われわれ)​は​(のぼ)って​()って​シオン​と​(たたか)わない​よう​に​しよう。シオン​に​()む​(もの)​は​(おそ)ろしい​から。だから、我々(われわれ)​は​()()かう​こと​は​できない」と​()われる​で​あろう。

  71  また、()(じん)​は​すべて​の​(くに)​の​(なか)​から​(あつ)められ、永遠(えいえん)​の​(よろこ)び​の​(うた)​を​(うた)い​ながら​シオン​に​()る​で​あろう。

  72  さて、わたし​は​あなたがた​に​()う。わたし​が​(ひつ)(よう)​と​する​まで、これら​の​こと​を​()​に​(ひろ)めない​よう​に​しなさい。それ​は、あなたがた​が​人々(ひとびと)​の​()​の​(まえ)​で、また​あなたがた​の​(てき)​の​()​の​(まえ)​で​この​(わざ)​を​()()げる​ため​で​あり、また、わたし​が​(めい)じた​こと​を​あなたがた​が​()()げる​まで、(かれ)ら​が​あなたがた​の​(わざ)​を​()らない​よう​に​する​ため​で​ある。

  73  それ​に​よって、(かれ)ら​が​それ​を​()る​とき、これら​の​こと​を​(かんが)える​こと​が​できる​よう​に​する​ため​で​ある。

  74  (しゅ)​が​(あらわ)れる​とき、(しゅ)​は​(かれ)ら​に​とって​​(おそ)ろしい​(そん)(ざい)​と​なり、(おそ)れ​が​(かれ)ら​を​()らえ、(かれ)ら​は​(とお)く​(はな)れて​()って​おののく​で​あろう。

  75  すべて​の​(こく)(みん)​は、(しゅ)​の​(きょう)()​と​(しゅ)​の​(つよ)い​(ちから)​の​ゆえ​に​(おそ)れる​で​あろう。まことに​その​とおり​で​ある。アーメン。