ホランド長老,ブラジルは「躍動する国家」であると報告する
提供者: サラ・ジェーン・ウィーバー,チャーチニューズ編集補佐
「教会の成熟度という面では,ブラジルは力強い上向きの軌道にあります。 21世紀に移行するにあたり,教会の最も強い地域の一つであると考えるべきです。」 ー十二使徒定員会,ジェフリー・R・ホランド長老
ジェフリー ・R ・ホランド長老は8月14日から24日にかけてブラジルの 4 つの都市を訪問し,様々な教会員と宣教師たちに語りかけ,神権指導者を訓練し,教会のサンパウロ宣教師訓練センターを訪問した。
訪問は「すべての会員たちにとってすばらしい機会」であったと七十人でブラジル地域会長のクラウディオ・R・M・コスタ長老は述べた。 「会員たちはとても喜び,感謝し,感激していました。 彼らはホランド長老の愛を感じました。」
10日間の訪問中,ホランド長老はベロオリゾンテ, サンパウロ,サントス,そしてブラジルにおける将来の神殿用地であるリオデジャネイロを訪ねた。 ホランド長老には七十人会長会のリチャード ・J ・メインズ長老,ブラジル地域会長会のコスタ長老と顧問のジャイロ ・マサガルディ長老と七十人のマルコス・A・アイドカイティス長老が同行した。
「教会の成熟度という面ではブラジルは力強い上向きの軌道にあります。」とホランド長老は述べた。 「21世紀に移行するにあたり,教会の最も強い地域の一つであると考えるべきです。 神権指導者の大半は帰還宣教師であり,女性の指導者の多くも伝道に出ました。 ブラジルは霊的に躍動する国家です。」
ベロオリゾンテとリオデジャネイロの複合ステーク大会にはメインズ長老がホランド長老に同行した。。 また長老は,アマゾン川のマナウスの町で専任宣教師や新しい改宗者や会員たちに会った。
ホランド長老との訪問に関して,メインズ長老は次のように述べた。「教義と聖約107章にある『 全世界におけるキリストの名の特別な証人 』として使徒の務めを果たす主イエス・キリストの使徒であるホランド長老に同行するのはまさしく喜びでした。 様々な集会に出席した求道者,新会員,会員,専任宣教師,指導者たちはホランド長老の使徒としての証の力をはっきりと感じました。」
コスタ長老は会員たちが週の半ばでさえ,ホランド長老の話を聞くために多くの会員が集会に来たと述べた。 「会員たちはあらゆる機会をとらえて, ホランド長老に会いました。 心に大きな喜びを感じてやって来ました。」
ホランド長老の話を聞いた会員たちの多くは,教会の新会員で,その大多数は今まで使徒に会ったことはない。 コスタ長老は,地元の指導者たちからホランド長老が人々の心に触れたというたくさんの電子メールを受け取ったことを述べた。
ホランド長老は,ベロオリゾンテで神権指導者大会と会員のためのディボーショナルを開き,またステーク大会にも出席した。
「ホランド長老は会員たちに改宗について,主イエス・キリストへの真の信仰を持つことについて話しました。」とコスタ長老は述べた。
サンパウロでの指導者会の間,ホランド長老は6人の伝道部会長,63人のステーク会長,5人の地域七十人と会う機会があった。
「この集会の目的は,彼らの声に耳を傾け,ここブラジルの教会について知ることでした」とコスタ長老は述べた。
ホランド長老は指導者たちに,霊的に啓発するために福音が人々の心の奥深くに根をおろすのを助けることについて話した,とコスタ長老は述べた。
ホランド長老はサンパウロの宣教師訓練センターの宣教師たちにも話した。
長老は大管長会顧問の故ジェームズ・E・ファウスト管長に賛辞を送った。ファウスト管長は1939年から1942年にかけてブラジルで奉仕した最初の宣教師の一人であった。 ファウスト管長は1975年から1977年にかけて中央幹部としてブラジルに戻り,南アメリカにおける教会の発展を見守った。 その後,ファウスト管長は「サンパウロ市民」という名誉称号を授与された。
「ファウスト管長はわたしにとって父親のような多大な影響を及ぼしました」とホランド長老は回想した。 「ファウスト管長はブラジルとブラジルへの大きな愛をわたしに吹き込んだのです。」
ホランド長老は宣教師たちに自身の伝道の経験について話した。
「伝道地でわたしほど恵まれた若い男性はいませんでした」と,若い宣教師として学んだ多くのことを思い出しながら長老は述べた。
若い長老として仕えたイギリスの小さな町について語った。 当時,地域全体でも数百人の会員しかいなかった。 しかし何年もたって,長老はかつてはほとんど会員のいなかった場所で大きなステーク大会を管理するという栄誉にあずかった。
ホランド長老は新しい伝道部と多くの新会員のいるサントスも訪問した。
「イエス・キリストの福音はわたしにとってすべてです」と,その町で集まった宣教師や会員たちに話した。
サントスのおよそ2000人の人々は週日のホランド長老の集会に集まった。 コスタ長老は集まった教会員たちは小さな子供たちでさえ敬虔であったと述べた。 「皆,使徒から教えを受けたいという強い願いを共有していました。」
リオデジャネイロの会員たちは教会が町に神殿建設を計画していることを喜んでいるとコスタ長老は述べた。 「会員たちは鍬入れ式を首を長くして待っています。」
コスタ長老はサンパウロとリオデジャネイロは何百万もの住民の住む大都市であると語った。 「生活は忙しいです」とコスタ長老は述べた。 「交通量もすごいです。 ときには会員が町のある場所から別の場所に行くのも困難なほどです。 でも会員たちは非常に忠実です。 彼らは 最善を尽くすように努めています。 ブラジル人はキリストを愛しています。 教会が大好きです。 強い信仰の持ち主です。」