指導者たち,扶助協会誕生の日に女性たちが何を祝うか伝える

提供者: サラ・ジェーン・ウィーバー,チャーチニュース編集補佐

  • 2015年8月22日

毎年3月,世界中の扶助協会で祝われる1842年3月17日の扶助協会創立記念について話し合う中央扶助協会会長リンダ・K・バートン姉妹(左)と二人の顧問, キャロル・M・スティーブンズ姉妹とリンダ・S・リーブス姉妹  写真/チェルシー・オールダー,デゼレト・ニュース

記事のハイライト

  • 扶助協会の誕生日は,「わたしたちが何者か,わたしたちの業とは何か」,「過去に生きた人たち」,「わたしたちの目的」を祝う機会だと中央の指導者たちは語る。

毎年3月,世界中の末日聖徒の女性は1842年3月17日,預言者ジョセフ・スミスによる扶助協会の創立を記念する。 しかし中央扶助協会会長リンダ・K・バートン姉妹は,この組織の誕生だけでなく,はるかに多くのことを記念することを女性たちに知ってほしいと望んでいる。

「わたしたちは何を記念するのでしょうか」と彼女は尋ねた。 「わたしたちが何者であり,わたしたちの業とは何かを記念します。 過去に生きた人々を記念します。 そして,わたしたちの目的を記念します。」 バートン姉妹と二人の顧問,キャロル・M・スティーブンズ姉妹とリンダ・S・リーブス姉妹は,この3月にチャーチニュースの記者と会って,扶助協会,組織の歴史,現在との関連性について話した。

バートン姉妹は,末日聖徒の女性が扶助協会の歴史について考えるとき,「初期の時代の集会でジョセフ・スミスが教えたことを祝うのは適切ですが, 今の時代に現代の預言者の教えが与えられているという祝福をじっくりと考え,称えることがどれほどあるでしょうか。 その時代に生きた預言者ジョセフに教えを受けていたノーブーの姉妹たちと同様に,わたしたちは扶助協会でともに現代の預言者の言葉を学ぶ機会があります。」

扶助協会の回復を祝う

 

リンダ・K・バートン姉妹(左)と二人の顧問,キャロル・M・スティーブンズ姉妹とリンダ・S・リーブス姉妹。 写真/チェルシー・オールダー,デゼレト・ニュース

スティーブンズ姉妹は,ジョセフ・スミスが扶助協会を回復したことについて話した。 救い主の時代の正規の女性組織についてはほとんど知られていない。 しかし「古代の規範の回復は非常に大切なことなので, 女性は救い主の時代に重要な役割を持っていました」とリーブス姉妹は話した。

スティーブンズ姉妹は,今日の扶助協会の姉妹たちが聖文の中の女性を研究することによって多くを学ぶことができると述べた。 「マルタやマリヤ,フィべ,タビタ,プリスキラは,その他多くの有名無名の女性たちとともに,イエス・キリストの弟子であり,主の教導の業に積極的に参加しました。」

リンダ・K・バートン姉妹(左)と二人の顧問,キャロル・M・スティーブンズ姉妹とリンダ・S・リーブス姉妹。 写真/チェルシー・オールダー,デゼレト・ニュース

「彼女たちが何をし,どのように救い主に従い,仕え,救い主がどのように彼女たちを教え導いたかを知ることができます」とリーブス姉妹は話した。

「主は彼女たちをお赦しになり,憐れみを示され,家や海辺で教えられました」とバートン姉妹は話した。

扶助協会は「物質的および霊的な業である」とスティーブンズ姉妹は述べた。 「それは女性が救い主の時代にしたことであり,わたしたちが継続して行っていることです。」

扶助協会の目的を祝う

バートン姉妹は,扶助協会の目的を「永遠の命の祝福に女性を備えること」であると説明した。 これは姉妹たちがイエス・キリストと主の贖いに対する信仰を深め,個人の義を増し加え,神聖な誓約を交わし,守りながら家族と家庭を強め,神権者と一致して助けの必要な人々に助けを与えるときに成し遂げられる,と付け加えた。

扶助協会の目的を理解することは,女性個人の生活を祝福するだけでなく,「家庭や家族,また地域社会において」他の人々の生活を祝福する,とバートン姉妹は話した。

「わたしたちは何者であるか」を祝う

「大管長会はわたしたちが何者であるかについて教えました。わたしたちは天の御父に愛されている娘であり,イエス・キリストの献身的な弟子であり,世界に広がる偉大な姉妹の輪の一部なのです」と,バートン姉妹は話し,185か国におよそ700万人の扶助協会の会員がいると語った。 「わたしたちは姉妹です」とバートン姉妹。

「わたしたちは聖約を交わした女性です」とリーブス姉妹は付け加えた。

スティーブンズ姉妹は「わたしたちが受ける儀式とそれに関連して守る聖約が,この世でわたしたちを際立たせてくれます」と言った。

それは「ただの良い組織」ではない,とバートン姉妹は語った。 「考えてみてください。 わたしたちは,愛にあふれた天の御父の愛する娘たちです。 主イエス・キリストの献身的な弟子です。 ですからわたしたちは世界に広がる偉大な姉妹の輪の一部です。 わたしたちは姉妹なのです。」

業における「わたしたちの重要な役割」を祝う

リーブス姉妹は,現在ほど女性が注意をそらせるものに多く直面する時代は歴史上なかったと述べた。 「わたしたちがする多くの選択は善と悪ではありません。良いこと,より良いこと,最も良いことの選択なのです」とスティーブンズ姉妹は述べた。

バートン姉妹は,女性が「業においてわたしたちが担う重要な役割」を祝うべきだと話す。

「これは,現世の業だけでなく霊的な業においても一致する機会です」とスティーブンズ姉妹は述べた。 女性は何か大きなことを達成しようとしていると述べた。 「しかし,人目につかない小さなことをすることこそが特別なことです。小さな簡単なことが特別な違いを生み出すのです。」

リーブス姉妹は,末日聖徒の女性が同胞の姉妹たちの必要について主に嘆願するべきだと述べた。 そうして主の示してくださる愛を示すことができる,と姉妹は話した。 「主がわたしたちの生活を祝福したいと強く望んでおられるので,わたしたちは主の業に働き,主に仕えるのです。」

過去に生きた人々を祝う

今日,わたしたちは初期の扶助協会の指導者の働きだけでなく,これまでの扶助協会の指導者の重要な貢献を称えるとバートン姉妹は述べた。「『わたしの王国の娘』には現代の預言者の言葉とともに,歴代扶助協会指導者の言葉が多く載せてあります」と姉妹は話した。 「わたしたちはこれらを祝います。」