神に近づくことのできる9つの方法

提供者: マリアン・ホルマン,チャーチニュース記者 

  • 2014年3月11日

2014年3月2日,リンダ・K・バートン姉妹は,ヤングアダルト対象のCESディボーショナルの衛星放送で,神に近づくための9つの方法を分かち合った。

記事のハイライト

  • 1.心から謙遜に祈る。
  • 2.霊的な促しにすぐ従う。
  • 3.聖文を毎日研究する。
  • 4.断食の律法に従う。
  • 5.神殿にふさわしくなり,神殿で礼拝する。
  • 6.「神聖なものを軽んじない。」
  • 7.信仰により前進する備えをする。
  • 8.何がいつ明らかにされるかについての詳細は,主にお任せする。
  • 9.預言者の警告に耳を傾ける。

「聖霊は肉体にも,霊にも,感情にも,精神にも,知性にも,人が作った方法にはまねのできない方法で人の益となることをなさいます」と,中央扶助協会会長のリンダ・K・バートン姉妹は,3月2日の教会教育システムのディボーショナルで語った。

この放送は,世界中の教会のヤングアダルトに向けて,多くの言語に翻訳された。〔ここから,放送を視聴する。

楽器や言語を学ぶには時間がかかるように,御霊の言葉を学ぶことについても時間がかかりますと,バートン姉妹は述べた。

「聖霊の促しを聞いて理解する力を増し,受けた促しに従って行動する力を増すことができるように心から願っています」とバートン姉妹は述べた。「それには,まず,主の声を認識できるようにならなければなりません。」

バートン姉妹は,一人一人が神に近づき,自分に語りかけてくださる主の声を聞くうえで助けになる9つの方法を分かち合った。

「まず,天の御父がわたしたちと交わりたいと望んでおられることを理解しましょう」とバートン姉妹は言った。

1.心から謙遜に祈る。

「心から祈る方法の一つは,心からの誠実な質問を考えて,それをへりくだって主にお尋ねすることです」とバートン姉妹は教えた。心から祈るとは,答えを受けたら行動するという意味であると,バートン姉妹は述べた。

2. 霊的な促しにすぐ従う。

トーマス・S・モンソン大管長の生涯から,御霊の促しにすぐに応じることの大切さを教えてくれる出来事を描いたビデオを紹介し,バートン姉妹は御霊の導きに従って行動することの大切さについて述べた。

3.聖文を毎日研究する。

十二使徒定員会のロバート・D・ヘイルズ長老の言葉を引用し,バートン姉妹は次のように語った。「神に話しかけたいときには,祈り,神から話しかけてもらいたいときには,聖文を読むことができます。なぜなら神の御言葉は神の預言者を通して語られるからです。」

バートン姉妹は自身が20歳のときの経験を分かち合い,難しい決断に迫られ悩んでいたときに心からの祈りへの答を必要としていたことについて話した。父親と話していて,バートン姉妹は決断するうえで導きを得るために聖文に心を向けるよう勧めを受けた。

「父の霊感あふれる勧めに従い,聖文を調べました」とバートン姉妹は言い,祈りへの答と同時に,その心に穏やかな確信を得た。

4. 断食の律法に従う。

「御霊の声を聞く能力を高めるには,断食日曜日ごとに24時間の断食をして,助けの必要な人のために惜しみなく断食献金を収めることが必要です」とバートン姉妹は語った。

断食を通して,預言と啓示の霊が与えられ,主から勧告を受ける機会がもたらされる。

5. 神殿にふさわしくなり, 神殿で礼拝する。

ジョージ・アルバート・スミス大管長の言葉を引用して, バートン姉妹は「わたしたちは,それぞれが神に従って生活する度合いに応じて主の霊感を受ける資格を持っているのです」と述べた。

「天の窓を開くために支払うべき代価は,ただふさわしさだけなのです」とバートン姉妹は言う。「聖約を守り,ふさわしい状態で聖餐を受けるならば,いつも御霊を受けられるという約束が与えられています。でも,その祝福が与えられるのは,いつも救い主を覚えるという約束をしてその聖約を守った後です。」

6. 「神聖なものを軽んじない。」(教義と聖約6:12)

主の啓示は,神聖なものとして託されることを,一人一人が認識すべきであると,バートン姉妹は教えた。

7. 信仰により前進する備えをする。

バートン姉妹が語るところによると,夫と婚約中に,将来の計画を立てたとき,夫妻は生ける預言者の勧告に心を向けた。

「わたしたちは信仰をもって前進しました」とバートン姉妹は述べる。「簡単なことではありませんでした。」……振り返ると,そのような信仰の道を歩んだことが永遠の祝福になっていることがよく分かります。それは,主の選ばれた預言者を通して語られた御霊の声に耳を傾けなければ得られなかった祝福です。」

8. 何がいつ明らかにされるかについての詳細は,主にお任せする。

バートン姉妹は,自身の子供たちが永遠の伴侶にふさわしい人を見つけるときにした経験について話してくれた。何年も忍耐することや,信仰をもって前進することが求められることもあったとバートン姉妹は言う。祈っても,天が閉じられているように思えることもあった。

「主の時がわたしたちの望みと一致しないときは,祈りが答えられる前にわたしたちを備える必要があると主が判断しておられるかもしれないのです。」

9.預言者の警告に耳を傾ける。

今日の預言者から与えられている警告を幾つか挙げ,バートン姉妹は,御霊の声に心を向けることを通して祝福が与えられると教えた。

「天の御父は,バプテスマを受けた御自分の息子娘のために授けることのできる賜物の中で,聖霊の賜物を授けることを選ばれました。