霊的・物質的な自立へのわたしたちの道

  • 2015年4月15日
 

このビデオで, 七十人のエンリケ・R・ファラベラ長老は少年時代に父親から学んだ教訓を含め, 霊的および物質的な自立の重要な原則について語っています。

「どうか,自分が天の御父の子供であることを確信してください。 御父は皆さんを愛しておられます。皆さんを決してお見捨てになりません。 御父は皆さんを御存じです。そして,自立という霊的・物質的な祝福を差し出す用意をしておられます。」
—大管長会

わたしたちに必要なものはたくさんあります。 数か国で最近行った会員に対する調査から,多くの会員が子供たちと自分のために必要な食物を十分に得られないのではないかといつも心配しているということが明らかになりました。 人生の試練を乗り切るために,わたしたちはそれぞれ信仰を増し,主を信頼する必要があります。

救い主はわたしたち全員に,行動し,自立し,救い主のようになるよう勧めておられます。 救い主はわたしたちを助けてくださいます。 ​救い主はこう約束しておられます。「万物はわたしのものであるから,わたしが意図しているのは,聖徒たちに必要なものを与えることである。 しかしそれは,わたし自身の方法で行われなければならない。」(教義と聖約104:15-16) 救い主の方法には,自立の原則を学び,それに従って生活することが含まれています。

主は,主を信頼する人々を助けられるという信仰を行使してください。

救い主は,わたしが自立できるように助ける力を持っておられる

わたしたちがイエス・キリストを信じる信仰を行使するとき,救い主は奇跡を起こすことがおできになります。 救い主は,わたしたちの努力を,より有効なものにすることがおできになります。

自問する:イエス・キリストは「人を救う力を備えておられ」るとはどのような意味でしょうか。(2ニーファイ31:19)。このことは,雇用の減少,スキルの不足,負債,依存症,その他,わたしを自立から遠ざけている現世のチャレンジに当てはめると,どのような意味を持つだろうか。

自立の原則

次の原則を受け入れ,これらに従って生活することは,主が約束しておられる霊的・物質的な祝福を受けるのに助けとなります。

1. イエス ・ キリストを信じる信仰を行使する。主はすべての力を持っておられます。 主はすべてのことにおいて御自分を信頼する人々の間で大いなる深い憐れみを働かせることがおできになり,憐れみを示されます。

自問する:イエス・キリストを信じるわたしの信仰は,わたしの霊的・物質的な自立にどのように影響を与えるだろうか。

読む: 1ニーファイ9:6モロナイ7:33教義と聖約29:34;マルコ9:23-27;列王記上17章

2. 従順になる。神の律法,原則,促しに従えば,霊的・物質的な祝福が得られます。  

自問する:わたしは物質的なことと霊的なことの両方で聖霊の促しに従っているだろうか。 何かの従順の欠如が祝福を受ける妨げになっているだろうか。

読む:教義と聖約130:20-2158:321ニーファイ3:74:6

救い主はわたしたち全員に,行動し,自立し,救い主のようになるよう勧めておられます。 救い主はわたしたちを助けてくださいます。

3. 行動する。 個人の報告責任と行動は祝福をもたらします。

自問する:なぜ天の御父は,わたしが自分の人生に個人的に責任を持つように望んでおられるのだろうか。 わたしは作用(行動)する者となっているだろうか,作用される者となっているだろうか。

読む: 2ニーファイ2:16,261ニーファイ3:7ヒラマン14:30;D・トッド・クリストファーソン「とこしえに自由となり,思いのままに行動することができ」『リアホナ』2014年11月号,16-19:「神は,人が自分でなろうとしない人物に作り上げることをなさいません」(17)。

4. 奉仕し,一つとなる。 一致と奉仕がシオンを築くーこれが主の方法です。

自問する:「一つとなる」とはどういう意味だろうか。これは自立とどのような関係があるだろうか。 先週,わたしは誰に奉仕しただろうか。 今週,誰に奉仕できるだろうか。

読む: モーセ7:18教義と聖約104:15-1738:2782:17-19;ジェフリー・R・ホランド「わたしたちは皆,物乞いではないだろうか」 『リアホナ』2014年11月号,40-42:「貧富のなく,乏しい人に対して『できる限りのこと』をする必要があります」(41)。

預言者の約束

大管長会はこれらの自立の原則を学び,応用し,家族に教えるように勧めています。

大管長会はこれらの自立の原則を学び,応用し,家族に教えるように勧めています。

大管長会は次のように述べました。「主は『わたしが意図しているのは,聖徒たちに必要なものを与えることである』と宣言しておられます」(教義と聖約104:15)。 この啓示は,主からの約束です。主は,物質的な祝福を与え,自立の扉を開いてくださると約束しておられます。自立とは,わたしたちが自分と家族の生活に必要なものを自分で提供する力のことです。 …

「わたしたちは皆さんにお勧めします。どうぞ,これらの原則を熱心に学び,応用し,皆さんの家族に教えてください。 そうするならば,皆さんの生活は祝福されることでしょう。 自立の度合いを高めるために行動する方法を学ぶことでしょう。 皆さんは祝福され,大きな希望と平安と進歩を得るでしょう。

どうか,自分が天の御父の子供であることを確信してください。 御父は皆さんを愛しておられます。皆さんを決してお見捨てになりません。 御父は皆さんを御存じです。そして,自立という霊的・物質的な祝福を差し出す用意をしてお られます」(大管長会書簡,『わたしの礎:原則,スキル,習慣』〔2014年〕,2で引用)。

新しいリソース

冊子『わたしの礎ー原則,スキル,習慣』は,教会員が,信仰,教育,勤勉,主への信頼という原則を学び,実践するのを助けるために用意されました。

会員が自立の原則と習慣を学び,それに従って生活する助けとして,教会の国際地域で1,100を超えるステーク自立支援センターが設けられました。

新しい冊子,『わたしの礎ー原則,スキル,習慣』,は,教会員が,信仰,教育,勤勉,主への信頼という原則を学び,実践するのを助けるために用意されました。 これらの原則を受け入れ,これらに従って生活することは,主が約束しておられる物質的な祝福を受けるうえで助けとなります。 この冊子と付属のビデオはオンラインで入手できます。

2014年に,会員が自立の原則と習慣を学び,それに従って生活する助けとして,教会の国際地域で1,100を超えるステーク自立支援センターが設けられました。 これらのセンターの多くは地元の家族歴史センターと共有されます。 これらのリソースセンターは,参加者が自分の事業を起こして成長させる方法,より良い仕事を見つける方法,あるいはより良い仕事を得られるようにする教育プランを作成する方法を学べるように助けます。 すでに5,000人を超える会員がボランティアとして,兄弟姉妹が自立できるように指導する助けを行ってきました。 さらに詳しくは,srs.ChurchofJesusChrist.orgをご覧ください。