2010–2019
大会へようこそ
2013年4月


大会へようこそ

わたしは皆さんに,聞こえてくる言葉に耳を傾け,そのメッセージを受け入れるようお勧めします。それがわたしの願いです。

愛する兄弟姉妹の皆さん,教会の第183回年次総大会に皆さんをお迎えできることは,わたしにとって大きな喜びです。

前回お会いしてから6か月の間に,わたしは少し旅をして,皆さんの地元で一部の方々とお目にかかる機会がありました。10月の総大会の後,わたしはドイツへ行き,その国の幾つかの場所と,またオーストリアの数か所で,教会員と集会を持つ特権を頂きました。

10月の終わりには, M・ラッセル・バラード長老と姉妹,クレーグ・C・クリステンセン長老と姉妹,またウィリアム・R・ワーカー長老と姉妹の助けを得て,カナダ・アルバータ州カルガリー神殿を奉献しました。11月には,アイダホ州ボイシ神殿を再奉献しました。わたしに同行して奉献式に参列してくれたのは,デビッド・A・ベドナー長老と姉妹,クレーグ・C・クリステンセン長老と姉妹,それにウィリアム・R・ワーカー長老と姉妹です。

これらの奉献と併せて行われた文化の祭典はともにすばらしいものでした。カルガリーでの文化の祭典のときは,モンソン姉妹の85歳の誕生日だったため,出席を控えさせていただきました。彼女と一緒にいるべきだと感じたからです。けれども,妻とわたしは自宅の居間で有線テレビ放送によってその祭典を見ることができました。そして翌朝,わたしは奉献のために飛行機でカルガリーへ行きました。ボイシでは,神殿地区の9,000人以上の青少年が文化の祭典に参加しました。非常に大勢の若人が参加したので,発表の舞台となった競技場に家族の付き添うスペースがないほどでした。

つい先月は,ディーター・F・ウークトドルフ管長が,ウークトドルフ姉妹,ジェフリー・R・ホランド長老と姉妹,またグレゴリー・A・シュワイツァー長老と姉妹とともにホンジュラスのテグシガルパへ行き,そこで新しく竣工した神殿を奉献しました。奉献の前夜には,すばらしい青少年の祭典が催されました。

ほかにも,すでに発表されている神殿,様々な段階で準備が進められている神殿や建築中の神殿があります。

今朝,さらに二つの神殿を発表でき光栄です。これから数か月あるいは数年先に,次の場所に神殿が建てられます。ユタ州シーダーシティーとブラジルのリオデジャネイロです。兄弟姉妹の皆さん,神殿の建設はこれからも同様に続きます。

御存じのように,10月の総大会で,わたしは,若い男性と若い女性が専任宣教師として奉仕できる年齢の変更を発表しました。現在,若い男性は18歳,若い女性は19歳で奉仕することができます。

教会の若人の反応は驚くほどで,感動的です。2日前の4月4日現在,伝道中の専任宣教師は6万5,634人で,さらにすでに召しを受けてまだ宣教師訓練センターに入っていない人が2万人以上,またビショップとステーク会長との面接の過程にある人が6,000人以上います。宣教師の増加に伴い,58の新しい伝道部を設けることが必要になりました。

この伝道の勢いを維持できるように,また宣教師の多くは必ずしも豊かでない家庭から伝道に出ているため,できる範囲で,教会の中央宣教師基金に惜しみなく献金してくださるよう,皆さんにお願いします。

さて,兄弟姉妹の皆さん,今日と明日,わたしたちは霊感を受けたメッセージを聞きます。わたしたちに話をする人たちは,主が今わたしたちに聞かせたいと思っておられることを知るためよく祈って求めてきました。

わたしは皆さんに,聞こえてくる言葉に耳を傾け,そのメッセージを受け入れるようお勧めします。それがわたしの願いです。主イエス・キリストの御名により,アーメン。