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ピレモンへの手紙


ピレモンへの手紙

『新約聖書』の中の1書。パウロが書いた手紙。この手紙は,主人ピレモンのものを盗んでローマへ逃亡した奴隷オネシモについてのパウロの個人的な手紙である。パウロは,コロサイ人への手紙を託したテキコを同伴させて,オネシモをコロサイに住む主人のもとに送り返した。パウロは,オネシモをゆるして同じキリスト教徒の仲間として再び受け入れてほしいとの願いを書いている。この手紙は,パウロがローマで最初に投獄されていたときに書いたものである。