2018年2月15日

ヤングアダルトを対象としたワールドワイド・ディボーショナルを見逃していませんか?

〔ウークトドルフ長老夫妻の画像〕

先日,ウークトドルフ長老夫妻が,ヤングアダルトを対象としたワールドワイドディボーショナルで話しました。この放送は,ここで視聴することができます。

会場の様子

2018年1月14日日曜日,外には大勢の群衆が集まり,カンファレンスセンターは熱気に包まれていました。群衆は徐々に建物に吸い込まれ,待っていた数千人のヤングアダルトたちが建物の中に消えていきます。席はすぐに埋まったため,ほかの多くのヤングアダルトは,隣接する幾つかの建物に案内され,そこに用意された座席でディボーショナルを見ることになりました。結局のところ,この予備の座席も埋まり,そのほかの建物でディボーショナルを見る人もいれば,スマートフォンで見る人もいました。また,テンプルスクエアの周りに座って,スピーカーから聞こえてくるティボーショナルの音声に聞き入る人もいました。

18歳から30歳の会員とその友達が3万人以上もこのイベントに参加し,カンファレンスセンターとタバナクル,教会歴史図書館,北訪問者センター・シアターを埋め尽くしました。ありとあらゆる画面に,ディボーショナルの様子が映し出されました。ある人たちなどは,画面が近くになかったため,一人のヤングアダルトがスマートフォンを提供し,マイクを見つけて数人が周りに集まり,メッセージを聞いていました。要するに,多くのヤングアダルトがありとあらゆる場所を埋め尽くし,できることをすべてして,使徒の言葉を聞いたのです。

この聴衆は,ウークトドルフ長老夫妻の話を聞いて,歓喜しました。群衆の熱気が相当なものだったため,話者はジョークを言う度に,しばらく間を取らなければなりませんでした。そんな中でも,ヤングアダルトたちは,ウークトドルフ長老夫妻の教えるメッセージにじっと耳を傾けていました。

メッセージ

ウークトドルフ姉妹は,神がわたしたちに対して持っておられる愛と,わたしたちがこの地上にいる目的について話しました。自分の改宗談を話し,だれもがお互いのために仕える天使になることができることを再認識させてくれました。真理について証しただけでなく,結婚を前提とした交際と結婚についても,貴重な洞察を述べました。これについては,ウークトドルフ長老も,ディボーショナルの後半でさらに詳しく述べました。

ウークトドルフ長老は,ディボーショナルの最後に,ヤングアダルトに覚えておいてほしい5つの大切なメッセージを掲げました。

  1. 疑問に対する神からの答えは待つ価値があり,予想もしていなかった方法で与えられる。

  2. 信仰をもって神に祈る。

  3. 弟子としての道を最善を尽くしながら歩む。

  4. 自分には天の御父に対する責任があることを忘れず,旅路において否定的な声に惑わされない。

  5. 促しに従い,自分の努力に神が報いてくださるという信仰を持って,選択をする。

交流

ディボーショナルが終わると,ヤングアダルトたちは,テンプルスクエアへと三々五々散っていき,ホットチョコレートをすすったり,クッキーを食べたりしながら互いに交流しました。彼らが特に楽しんでいたのは,Snapchat(スナップチャット)ジオフィルターや,家族歴史図書館にあるディスカバリー・センターなどの,探求心をくすぐる活動です。ジョセフ・スミス記念館でヤングアダルトは,ブースを覗いてモルモンニュースルームや様々な教会の組織,ボランティア活動の機会についての情報を得ることができました。

いろいろな組織がヤングアダルトのためにブースを用意していて,その組織について学ぶことができるようになっていました。その組織で奉仕することまでできたのです。ブースを用意した組織は以下の通りです。

分かち合い

多くのヤングアダルトが,ハッシュタグ#LDSdevoや #ShareGoodnessを使ってソーシャルメディアに群がりました。フェイスブックやツイッター,インスタグラムでこういったハッシュタグを調べると,彼らの証が見つかります。

応用

ヤングアダルトを対象としたこのワールドワイド・ディボーショナルのいろいろな側面を,教室に取り入れることができます。皆さんの教える生徒たちの多くがこのディボーショナルを見たり,それに参加したりすることができたことを願っています。一方で,18歳未満の会員はそれができなかったかもしれません。

このディボーショナルのおもな対象者はヤングアダルトでしたが,そのメッセージとテーマは,ヤングアダルトに限られたものではありませんでした。ウークトドルフ長老夫妻が証した福音の真理は,すべての年代の人に当てはまります。ウークトドルフ長老はこう言っています。「年配の世代と皆さんの世代には,皆さんが思っている以上に共通点があるのです。……例えば,皆さんの中の多くは神や自分のことについて疑問を持ったことがあるはずです。それらは皆さんよりずっと年配の人々が持っていた疑問と同じような深く,根本的なものです。」(「死すべき世の旅」〔ヤングアダルト対象のワールドワイド・ディボーショナル,2018年1月14日〕, broadcasts.lds.org)

ディボーショナルのメッセージから恩恵を受けるのはあなたの生徒たちだけではありません。あなたも恩恵を受けるのです。このディボーショナルから取ったビデオクリップや引用文をレッスンに組み込むならば,人を教化するレッスンになり,証を強めるのに役立つでしょう。

このディボーショナルから取り上げてレッスンに組み込んだり,生徒たちと話し合ったりすることのできるテーマには,以下のようなものがあります。

  • ウークトドルフ姉妹は,以下の真理から話し始めました。

    • 神はわたしたちの人生のための計画をお持ちである。

    • 神はわたしたち全員を愛しておられる。

    • 福音は人に平安を与える。

    • わたしたちは目的があってここにいる。

    • わたしたちは主の御手に使われる道具である。

    • モルモン書はわたしたちが目的を成し遂げるのに役立つ。

  • ウークトドルフ長老は以下の真理について論じました。

    • わたしたちは皆神の子供であり,似たような悩みと疑問を持っている。

    • 神はわたしたちの祈りにこたえてくださる。

    • わたしたちが神に従おうとするならば,神は道を示してくださる。

    • 神を信頼してできるかぎりのことを行う必要がある。

    • 「簡単な」ことや「小さな」ことを決意し行うと,「大きなこと」は自然についてくる。

    • 神はわたしたちのための計画をお持ちである。

    • 決断そのものよりも,下した決断にどう対処するかの方が大切である。