扶助協会


教会のすべての成人女性は扶助協会の会員である。預言者ジョセフ・スミスが 1842年に扶助協会を組織した。ジョセフ・スミスは,扶助協会が組織された目的は,「貧しい人,困窮している人,やもめや孤児を助けることであり,あらゆる慈善を行うこと」であると教えた。さらに,扶助協会は「貧しい人を助けるだけでなく,人を救うために存在」すると教えた。今日,扶助協会の業の大部分は「教会の女性会員すべての霊的な福祉と救いを図る」ことである。扶助協会は「神によって作られ,神によって承認され,神によって組織され,神によって聖任され」たものであり,神権指導者の指示の下で運営される。(『手引き 第2部』9.1.2参照)

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扶助協会の目的――姉妹たちが信仰と個人的な義を増し加え,家族と家庭を強め,困っている人を探し出し,援助することで,永遠の命の祝福に備えます。女性は,生活の中で個人の啓示を求め,受け,受けた啓示に従って行動することによって,これらの目的を果たします。扶助協会は,日曜日の福音の教え,扶助協会のその他の集会,家庭訪問,福祉と慈善奉仕を通して,これらの目的を達成します。(『手引き 第2部』9章参照)

扶助協会の創立集会で,エマ・スミス姉妹はこう述べました。「わたしたちはすばらしいことを成し遂げるでしょう。」扶助協会には,天の御父とイエス・キリストを信じる信仰を働かせて,すばらしいことを成し遂げた,ふつうの女性たちの例がたくさんあります。(『わたしの王国の娘』xi参照)

女性は扶助協会に参加することにより,救いの業においてイエス・キリストの勇敢な弟子として仕えます。神権者の傍らに立って力を尽くします。扶助協会を通して,わたしたちはキリストの弟子となれることを実践します。女性は,主が望まれることを学び,主が望まれることを行い,主が望まれる者になるよう努力します。(『わたしの王国の娘』7参照)

ノーブー女性扶助協会の初期に開かれた集会で,ジョセフ・スミスは「〔自分たちの〕特権にふさわしく生きる」よう姉妹たちに勧告しました。教会の女性たちは,神の目的を果たすことによって神の娘として秘めている可能性にふさわしい生き方をするようにと教えられてきました。自分が実際に何者であるかを,すなわち,自分が神の娘であることを理解するようになるにつれ,姉妹たちは聖なる女性としての可能性を発揮することができます。回復になくてはならないものとして設立された扶助協会は,末日聖徒の女性たちがその特権にふさわしく生きるための助けとなっています。この組織を通して,姉妹たちは自分が神の娘であるということについてビジョンと確信を得ます。また,姉妹たちに奉仕の機会が与えられ,その責任を果たすために必要な指示と権能が与えられます。(『わたしの王国の娘』 171参照

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参照聖句

教義と聖約 25:1
 
モーサヤ 4:26
 
アルマ 9:36
 
ローマ 16:1-2
 
1コリント 13:8
 

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