自分自身の命を絶つことは間違ったことですが,自殺をした人が自らの行いに必ず責任を負うことになるかどうかは分かりません。神のみがそのような事柄を裁くことがおできになるのです。 十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード長老はこう述べています。

「確かにわたしたちは,自殺を取り巻くすべての状況を理解しているわけではありません。その詳細な内容は主のみが御存じであり,地上におけるわたしたちの行動をお裁きになるのは主なのです。

わたしたちを裁かれるとき,主はわたしたちの遺伝的要素や体質,情緒,知的能力,受けた教え,先祖の伝統,健康状態など,すべての事柄を考慮してくださるでしょう。」(“Suicide: Some Things We Know, and Some We Do Not,”Ensign1987年10月号, 8)