マタイ8章；マルコ2－4章；ルカ7章

マルコ2：1－12から，中風の男性の話をします。参考として，「だい23しょう：歩けなかった男」（『新約聖書ものがたり』57－58，またはChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオ）を参照してください。中風の男性は歩けなかったことを説明します。この男性が救い主に癒されたことを子供たちが理解できるよう助けます。

自分が病気になったときのことについて子供たちに話してもらいます。マタイ8：1－4，5－13，14－15；マルコ3：1－5；ルカ7：11－16など，イエスが病人を癒された話を一つ教えます。子供たちに，自分の言葉で改めてその話を語ってもらいます。イエスの力がわたしたちを癒し，祝福し，慰めてくださることを証します。

助けを必要としている人に愛を示されたイエスの話を一つ以上選びましょう。例えば，マタイ8：1－4，5－13，14－15；マルコ2：1－12；3：1－5；ルカ7：11－16などから見つかります。（ビデオ「ナインのやもめ」ChurchofJesusChrist.orgも参照）あなたが困っているときにだれかから愛を示されて，どう感じたかを話してください。子供たちにも，自分の経験を分かち合ってもらいます。

ビデオ「ゴードン・ヒンクレー：少年時代の教訓」または「コート」（ChurchofJesusChrist.org）を見せます。これらのビデオに出てくる子供たちは，イエスの模範に従ってどのようなことをしましたか。人が助けを必要とする状況にはほかにどのようなものがあるか，子供たちに尋ねます。そのような人々を助けるために，何ができるでしょうか。

「自分から始めよう」（『子供の歌集』83）など，人に愛と優しさを示すことに関する歌を歌います。

あなたがマルコ4：35－41を読む間，子供たちに，自分が船の上にいると想像してもらいます（『新約聖書ものがたり』53にある「だい21しょう：イエス，風となみにおめいじになる」，またはChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオも参照）。もし自分がそこにいたらどのような気持ちになったと思うか，子供たちに話してもらいます。子供たちはこれまでどのようなときに恐れを感じてきたでしょうか。どのようにして慰めを見いだしたでしょうか。

子供たちに嵐の音を出してもらい，だれかが「静まれ，黙れ」と言ったらやめます。イエスは，外で吹きすさぶ嵐を静めることができるように，わたしたちの心の内に恐れがあるときにも，平安をもたらすことがおできになることを証します。

「イエス様の話聞かせて」（『子供の歌集』36）の3番の歌詞に合う動作を子供たちに教え，その動作をしながら一緒に歌います。

次の奇跡の中から一つ選んで読み，絵を描くよう子供たちに言います：マタイ8：1－4，5－13，14－15；マルコ2：1－12；3：1－5；ルカ7：11－16。描いた絵をクラスで説明してもらいます。これらの話から，イエスについてどのようなことが学べるでしょうか。

病気のときや悲しいとき，恐れや不安を感じるときの気持ちを子供たちに演じてもらいます。このような気持ちのとき，イエスはどのように助けてくださるでしょうか。イエスはこのすべての状況にある子供たちを助けることがおできになることを，証してください。

自分や知っている人が神権の祝福を受けたときのことについて子供たちに話してもらいます。その人は，どのように癒されましたか。または，どんな祝福を受けましたか。

ホワイトボードに「イエスは罪についてどう感じておられるでしょうか」「わたしたちが罪を犯したとき，イエスはわたしたちについてどう感じられるでしょうか」と書いてください。これらの質問について，子供たちにマルコ2：15－17を一緒に読みながら考えて，答えを発表してもらいます。（『聖句ガイド』「取税人」の項〔scriptures.ChurchofJesusChrist.org〕を一緒に読んでもよいでしょう）わたしたちが完全でなくてもイエスはわたしたちを愛してくださると知ることは，なぜ大切なのですか。このことを知っていると，悔い改めなければならないときにどのような助けになるでしょうか。

レッスンの数日前に，一人の子供とその家族の一人に，ルカ7：36－50に書かれている話を分かち合う準備をしてクラスに来るようお願いしておきます。話の場面を幾つか絵に描いて，クラスで見せてもらってもよいでしょう。主はこの物語から何を学ぶようわたしたちに望んでおられると思うか，子供たちと話し合ってください。

一人の子供に，マルコ4：35－41と絵「嵐を静められるイエス」（『福音の視覚資料集』40番）を使って，イエスが嵐を静められた話をしてもらいます。もし自分がそこにいたらどのような気持ちになったと思うか，子供たちに話してもらいます。

助けを祈り求めた後で平安を感じたときのことを，子供たちに話してもらいます。この平安は，救い主からもたらされるものであることを指摘します。

それぞれの子供に紙で作った雨雲を配り，だれかが遭っているかもしれない試練を一つ，それに書いてもらいます。すべての雲をホワイトボードにある救い主の絵の上に貼り，救い主を見えなくします。一人の子供に，雲を一つ取り除いて，その試練に遭っている人が平安を見いだせるように助ける方法を提案してもらいます。すべての雲が取り除かれたら，救い主は人生の嵐を静める力をお持ちであることを証します。