2017
大会を生活に取り入れる
2017年5月


指導者の言葉

大会を生活に取り入れる

ここで提案されている活動や質問を糸口に,個人や家族で研究するとよいでしょう。

子供向け

  • 86ページ—トーマス・S・モンソン大管長は毎日モルモン書を読むよう勧め,次のように約束しています。「聖霊はモルモン書が真実であることを明らかにしてくださいます。」自分で研究することに加えて,毎日家族とともにモルモン書を研究する習慣をつけることができます。重要な節や物語を覚えておくために,場面を演じたり,ゲームをしたりすることもできます。friend.lds.orgにアクセスし,2016年度の機関誌『リアホナ』からモルモン書の物語,読書進度表などを見てください。

  • 117ページ—ゲーリー・E・スティーブンソン長老は,父親が聖霊に耳を傾け,ヘビから救ってくれた方法を話しています。「聖霊がどのように助けてくださるのか」という質問について家族で話し合うことができるか,両親に尋ねてみましょう。聖霊が警告したり,慰めたり,証したりしてくださったときのことを分かち合ってください。それらを書き留めて冊子にすることもできます。

  • 87ページ—ジョイ・D・ジョーンズ姉妹は,今約束を守るようになることで,後に神聖な聖約をする準備ができると教えています。目標を設定し,それに従うことを約束してください。あなたが約束を守っていることを確認してくれるよう,親しい友人に頼んでください。

  • 90ページ—崔崙煥(チェユーンフワン)長老は父親から受けた「周りを見ないで,上を見なさい!」という助言を分かち合いました。時々,わたしたちは気が散って,天のお父様やイエス・キリストに集中することを忘れてしまいます。ですから,上を見ることを忘れないでください!自分の部屋にイエス様の絵を飾ってもよいでしょう。外に出て空を見てください。毎日静かな時間を取って,天のお父様とイエス様について考え,御霊を感じてください。

青少年向け

  • 93117ページ—次のように自問したことがありますか。「どうしたら常に聖霊とともにいることができるだろうか。」「どうすれば聖霊の影響を認識することができるだろうか。」「聖霊はどのように助けてくださるだろうか。」ロナルド・A・ラズバンド長老とゲーリー・E・スティーブンソン長老は,これらの質問やほかの多くの質問に答えています。「わたしたちには,生活の中で聖霊の影響を認識してそれにこたえられるようになるという神聖な責任があります」とラズバンド長老は述べています。あなたはどのようにその責任を果たすことができるでしょうか。

  • 33ページ—ウリセス・ソアレス長老は,ミューチャルのテーマ聖句の一部を引用しています:「疑わないで,信仰をもって願い求めなさい。疑う人は,風の吹くままに揺れ動く海の波に似ている。」(ヤコブの手紙1:6-6)あなたは,どのように疑わないようにしていますか。イエス・キリストを信じる信仰を強めることから始めてください。主についてもっと研究しましょう。主の愛と平安を感じたときのことを忘れないでください。

  • 869ページ—トーマス・S・モンソン大管長は次のように勧めています。「毎日モルモン書を読んでいないようであれば,どうぞ読んでください。」キャロル・F・マッコンキー姉妹は次のように尋ねています。「携帯電話や,果てしないやることリストや,世の煩いから離れているでしょうか。祈り,学び,神の言葉を心に留めるなら,清めと癒しをもたらす主の愛を心に招くことができます。」毎日モルモン書を読む時間を取り,予定表に書き込んだり,スマートフォンにリマインダーを設定したりしてください。

ヤングアダルト向け

  • 62ページ—あなたの人生の目的は何ですか。仕事や家族,スポーツや趣味の目標は良いものですが,「わたしたちの掲げる最大にして最優先の目標は,天の御父の永遠の計画に適合するものです」とM・ラッセル・バラード長老は教えています。あなたの計画は,あなたのための天の御父の計画と,どのように合致していますか。天の御父とイエス・キリストとともに永遠に暮らすという目標に,どうしたらさらに集中することができますか。

  • 39ページ—今年の初め,ラッセル・M・ネルソン会長はヤングアダルトに「毎週,自分の時間の一部をささげ,〔標準聖典〕に記されているイエスの言葉と行いのすべてを学ぶように」勧めました(「預言者,指導力,神の律法」〔ヤングアダルトのためのワールドワイド・ディボーショナル,2017年1月8日〕,broadcasts.lds.org)。ネルソン会長は総大会でこの勧めを繰り返し,このことはわたしたちの生活の中に救い主の力を招くための4つの重要な要素の一つだとしています。ネルソン会長の説教を研究し,「現代における様々な重荷,障害,誘惑を乗り越えるのに十分な力」を得る方法を学んでください。

  • 10026ページ—人生の道路地図が欲しいですか。ダリン・H・オークス長老は次のように教えています。「わたしたちには,神会について,またわたしたちと神会の方々との関係,人生の目的,人の永遠の行く末の本質についての真理があります。つまり,現世を旅するための究極の地図と確信があるのです。」オークス長老とウェザーフォード・T・クレートン長老はともに,救いの計画に関する知識が今日のわたしたちの抱えている問題や課題に役立つと教えています。二人のメッセージを研究し,永遠の真理がどのように人生の道路地図を与えてくれるのか,天の御父に尋ねてください。

  • 104ページ—恐れが動機となることもありますが,ディーター・F・ウークトドルフ管長は「恐れによって,正しいことを愛し,天の御父に従いたいと望むようになる人はだれもいません」と教えています。キリストの純粋な愛は,どのように「神が定められた,恐れに対する治療薬」となるでしょうか。

成人向け

  • 86ページ—わたしたちがモルモン書を毎日よく祈って研究し,深く考えるなら,「御霊の声を聞くことができ,誘惑に屈せず,疑念と恐れに打ち勝ち,生活の中で天の助けを受けることができます」とトーマス・S・モンソン大管長は話しています。個人としても家族としても,毎日モルモン書を読むという目標を設定してください。

  • 39ページ—ラッセル・M・ネルソン会長がヤングアダルトに与えた勧めを実践してください(上記の「ヤングアダルト向け」参照)。この勧めを自分や家族にどのように当てはめることができますか。救い主についてもっと学ぶことからもたらされる祝福について話し合ってください。

  • 93117ページ—ロナルド・A・ラズバンド長老とゲーリー・E・スティーブンソン長老の説教を読むときに,常に聖霊をともにする方法や,御霊が助けてくださる方法を見つけてください。あなたの生活において聖霊の影響力を高める方法を挙げてください。

  • 3962ページ—ラッセル・M・ネルソン会長とM・ラッセル・バラード長老は,会員が「生けるキリスト—使徒たちの証」を研究するよう勧めています(表紙の内側を見てください)。バラード長老は,「ぜひ,一部を目に見えるところに置き,……霊感に基づくキリストについての証を一文一文時間を取って読み直してください」と述べています。家族として「生けるキリスト」を読み,学んだことについて話し合ってください。

  • 12797ページ—クエンティン・L・クック長老は,わたしたちの信仰の礎は「ゆっくりと築き上げられるものです。階段を一段ずつ,経験を一つずつ,問題,後退,そして成功を一つずつ重ねながら築いていくのです」と教えています。わたしの経験では,小さな日々の信仰の習慣をきちんと行うことは,人生の問題に対して防備を固める唯一の最善策です。それがどのような問題であってもです。毎日,信仰の礎を強めるために何ができるでしょうか。