2020
アーマド・S・コービット
2020年5月


アーマド・S・コービット

中央若い男性会長会第一顧問

アーマド・S・コービットは現在57歳で,1962年8月,ジェームズ・アール・コービットとアメリア・コービットの間に生まれました。貧しかった一家はアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアにある公営住宅に住み,犯罪と犯罪組織の暴力に囲まれていました。隣近所を行き来するのも安全ではありませんでした。

しかし,母親の霊感によって10人の子供は導かれ,危険な目に遭う者は一人もいませんでした。子供たちが外へ遊びに行ってもよいときと家から出るべきでないときが,母親には直感的に分かったのです。

この霊的な感受性が,後に末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師を家に招くこととなります。アーマドは少年時代と青少年時代のほとんどは家族と一緒にネーション・オブ・イスラムで礼拝し,後に洗礼を受けてプロテスタントになりました。しかし,地元の末日聖徒から愛されていると感じるようになります。

翌月,母親ときょうだいの何人かがバプテスマを受けました。1980年8月16日,18歳の誕生日に,アーマドもバプテスマの水に入ります。翌年,継父のヘンリー・ブラッドフォード・キャンベルが教会に入りました。

「自分たちのためではありませんでした」とアーマドは言います。「それは神のためであり,神がわたしにしてほしいと望んでおられる事柄が大切だったのです。わたしたちが進んで謙遜になり,心を開くと,主は導いてくださいました。」

リックスカレッジを卒業後,プエルトリコ・サンフアン伝道部で1982年から1984年まで奉仕し,ヤングシングルアダルトの神殿参入でジェイン・ジョスリンと出会いました。二人は1985年8月24日,ワシントンD.C.神殿で結婚し,6人の子供がいます。

結婚してから9年間,昼は働き,夜は学校に通う生活を続けて,リチャードストックトン大学ニュージャージー校とラトガーズ大学法科大学院で学位を取得しています。

これまでにステーク会長会顧問,ステーク会長,高等評議員,ドミニカ共和国サントドミンゴ東伝道部の伝道部会長を務めました。

コービット兄弟は,広報部の法廷弁護士として,また教会の広報国際関係部ニューヨーク事務所ディレクターとして働きました。現在は,教会の宣教師管理部で働いています。