エジプトのヨセフとイエス・キリストの類似点

旧約聖書には，救い主イエス・キリストの生涯と使命をあらかじめ示している預言や話，象徴がたくさん含まれています。その一つがエジプトのヨセフの話です。

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子羊やパンなど，エジプトのヨセフとイエス・キリストの類似点を示す様々な画像

イラスト／アンドリュー・コリン・ベック

エジプトのヨセフ	イエス・キリスト
ヨセフは羊飼いでした（創世37：2参照）。	キリストの名前の一つは「よい羊飼」（ヨハネ10：11）です。
ヨセフは奴隷としてエジプトに売られました（創世37：26－28参照）。	イエスは銀貨30枚のために裏切られました。これは奴隷一人の値段です（出エジプト21：32；マタイ26：15参照）。
ヨセフの兄たちは，エジプトに食料を買いに来たとき，相手がヨセフであることに気づきませんでした（創世42：7－8参照）。	キリストの民は，キリストが救い主であられることに気づきませんでした（ルカ4：22，28－29；ヨハネ1：10参照）。
ヨセフは，兄たちが2度目に話をしに来たとき，自らを明らかにしました（創世45：1－5参照）。	キリストは再臨の際に，イスラエルの民に御自身を明らかにされます（マタイ24：30－31；教義と聖約88：104参照）。
神の導きに従ったことによって，ヨセフにはエジプトを飢饉から救うのに十分な食物がありました（創世47：13－19参照）。	イエス・キリストは「命のパン」（ヨハネ6：35。51節も参照）であられます。