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神権の回復


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神権を授かるジョセフ・スミス

教義の研究

神権の回復

概要

イエス・キリストは地上におられたとき,御自分の教会を設立し,神権を使徒たちに授けられました。神権とは,主の御名によって行動する力です。(ルカ9:1-2参照)。十字架上での主の死と,使徒たちの死の後,神権の権能と完全な福音は地上から取り去られました。人々が真理を拒み,邪悪になったためです(2テサロニケ2:1-3参照)。

1800年代初頭,天の御父とイエス・キリストは預言者ジョセフ・スミスを通して,福音を地上に回復されました。この回復には神権の力と権能の回復も含まれていました。

ジョセフ・スミスとオリバー・カウドリはモルモン書の翻訳に従事していたとき,罪の赦しのためのバプテスマについて読みました。1829年5月15日,二人はペンシルベニア州ハーモニーにあるジョセフの自宅近くの森へ行き,自分たちが学んだことについて祈りました。

彼らの祈りへの答えとして,イエス・キリストの指示の下にバプテスマのヨハネが現れ,二人に次のように述べてアロン神権を授けました。「わたしと同じ僕であるあなたがたに,メシヤの御名によって,わたしはアロンの神権を授ける。これは天使の働きの鍵と,悔い改めの福音の鍵と,罪の赦しのために水に沈めるバプテスマの鍵を持つ。」(教義と聖約13:1)ヨハネの指示に従い,その後ジョセフとオリバーは互いにバプテスマを施し,互いをアロン神権に聖任しました(ジョセフ・スミス歴史1:68-72)。

バプテスマのヨハネが訪れてからしばらくして,古代の使徒であったペテロとヤコブ,ヨハネもまたジョセフとオリバーに姿を現し,この度もイエス・キリストの指示の下,二人にメルキゼデク神権を授けました(教義と聖約128:20参照)。「メルキゼデク神権は管理する権利を有し,この世のあらゆる時代に,教会におけるすべての職を管理し,霊的な事柄をつかさどる力と権能を持つ。」(教義と聖約107:8)この権能が再び地上に回復されたことで,イエス・キリストの教会の完全な回復が可能となったのです。

継続する回復の業の一環として,1836年4月3日にほかの神権の鍵もまた回復されました。古代の預言者モーセとエライアス,エリヤが,カートランド神殿内でジョセフ・スミスとオリバー・カウドリに現れ,それぞれの神権時代の鍵を二人に委ねました。モーセはイスラエルの集合の鍵を携えて来ました。エライアスはアブラハムの福音の鍵を回復しました。エリヤは家族が永遠にともに結べ固められるのを可能にする結び固めの力の鍵を携えて来ました。(教義と聖約110章参照)

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