2コリント1－7章

以下の情報は，各課の事前準備のアイデアを教師に提供するものです。

この課の目的：この課では，生徒が，神が神の子を慰めてくださる方法を理解し，神の慰めをほかの人と分かち合う方法を見つけることができるようになります。 

• 生徒の準備：生徒に，生活の中で問題が発生したときに，慰めを受ける様々な方法を考えてきてもらいます。可能であれば，慰めをもたらしてくれるものや写真を持ってきてもらいましょう。

• オンラインレッスンに関する提案：生徒に慰めとなるものを考えてもらう際に，教師自身の慰めとなるものや写真を自宅から見せるとよいでしょう。これらのものを画面上で見せ，その重要性を説明することは，生徒との距離を近づけ，快適な学習環境を作るのに役立ちます。

この課の目的：この課は，生徒が赦しの大切さへの理解と他者を赦したいという願望を高めるのに役立ちます。

• 生徒の準備：生徒に，ほかの人をキリストのように赦した知人について話せるよう，準備してきてもらいましょう。

• オンラインレッスンに関する提案：2コリント2：5－11 に関しては，ホワイトボード機能を使用して縦に二つの列を描きます。片方の列に「自分に悲しみをもたらした人に，どのように対応すべきなのでしょうか」，もう一方の列に「人々にこのように対応すべきなのはなぜでしょうか」とタイトルをつけます。それから生徒に，自分の考えを入力してシェアしてもらうか，注釈ツールを使用して答えを自分で入力してもらいましょう。

この課の目的：この課は，生徒が神に近づき，神が望んでおられるような人になるために役立ちます。

• 生徒の準備：生徒に，神に近づいたと感じたときと，神から離れたと感じたときのことについて深く考え，これらの経験から学んだことを発表できるように準備してきてもらいます。

• 表示するコンテンツ：2コリント5：17－21 を研究する際に生徒に考慮してもらう3つの質問と，この課の後半で深く考えてもらう（「神と永遠に和解した状態とは，どのように見え，どのように感じられるのでしょうか」をはじめとする）4つのアイデア

• オンラインレッスンに関する提案：レッスンの冒頭で，生徒にこの課のシナリオに類似した実際の状況をチャットで分かち合ってもらいます。この課の真理がそのような状況でどのように役立つかを，考えてもらいましょう。

この課の目的：この課は，生徒が真の悔い改めの重要な要素を理解し，イエス・キリストに近づくのに役立ちます。

• 生徒の準備：生徒に，どのようにすれば真の悔い改めを経験したかどうかが分かるのか，考えてきてもらいます。生徒には，『わたしに従ってきなさい』の概要（「9月11－17日　 2コリント1–7章：『神の和解を受けなさい』」『わたしに従ってきなさい—個人と家族用：新約聖書　2023年』）にある「神の御心に添った悲しみは悔い改めに導く」の項を研究してもらってもよいでしょう。

• ビデオ：「神の御心に添うた悲しみ」（1：40）および「悔い改めは平安をもたらすプロセス」（3：34；タイムコード0：00－1：39を見る）

• オンラインレッスンに関する提案：「神のみこころに添うた悲しみ」と書かれた列と「この世の悲しみ」と書かれた列からなる表を作成するとよいでしょう。次に，画面を共有し，この2種類の悲しみに関する生徒の洞察を各列に記入します。あるいは，生徒に，「神のみこころに添うた悲しみ」か「この世の悲しみ」のいずれかを示す画像をChurchofJesusChrist.orgで検索してもらってもよいでしょう。次に，全員が見られるように共有した表に，生徒が見つけた画像を追加します。共有された画像が，「神のみこころに添うた悲しみ」や「この世の悲しみ」をどのように表現しているのか説明してもらいましょう。

この課の目的：この課では，生徒に，新約聖書のマスター教義聖句の場所と重要語句の幾つかを暗記してもらいます。

• 生徒の準備：聖句の場所と重要語句が書かれた表をコピーして生徒に配付し，5つのマスター教義聖句の場所と重要語句をできるだけ多く暗記してきてもらいます。「マスター教義」アプリを活用してもらってもよいでしょう。あるいは，生徒はマスター教義聖句全文を暗記するよう努力することもできます。

• オンラインレッスンに関する提案：この課の5つのマスター教義聖句か，生徒が復習する必要がある5つの聖句を使用して，生徒に5つの紙に重要語句を書いてもらいます。画面上で聖句を一つ表示し，「1，2の3」で一斉に生徒に正しい重要語句を掲げてもらいます。すべての聖句を復習し，生徒が自信を持って聖句を当てられるようになるまで，この活動を続けましょう。