2019
子供と青少年のための新たな取り組みが紹介される
2019年11月


子供と青少年のための新たな取り組みが紹介される

若人が霊的,社会的,肉体的,知的に成長するに当たり,救い主に従う助けとなるように「子供と青少年」が2020年1月より実施されます。「子供と青少年」についての記事は本誌の40ページと53ページを参照してください。

2019年9月29日の特別放送において,ラッセル・M・ネルソン大管長は次のように述べました。「今日の子供と青少年を助けるために作られた新しい方法を全世界で実施する時が来ました。」

「皆さんに具体的な割り当てをたくさん与えたりはしません。その代わりに,どうしたらバランスの取れた成長ができるか,主と相談してください」と大管長は子供たちと青少年に語りかけました。「それは実りある楽しいものとなるでしょう。しかし皆さんにもしてほしいことがあります。皆さんに必要なのは,個人の啓示を求めることであり,何をするかを自分で選ぶことです。難しいことをするよう御霊に促されることがあるかもしれません。皆さんにはできると,わたしは思います。皆さんなら難しいことだってできます。」

ネルソン大管長は両親にも果たすべき必要不可欠な役割があると話しました。「子供や青少年との間に強固な関係を築いてください。教会の指導者も助けますが,皆さんの子供たちなのです。皆さんほど子供たちの成功に影響を及ぼせる人はいません。彼らに愛と励ましと勧告を与えてください。でも彼らのために口出しをしたいと思っても我慢してください。自分の選択の自由を行使して行うのがいちばんよいのです。

この勧告は教会の子供と青少年のすばらしい指導者や教師にも当てはまります」とネルソン大管長は続けました。「若い人たちに指導してもらう必要があります。特にクラスや定員会の会長会で奉仕するように召され,任命されている人たちです。彼らには神権の権能が委任されています。彼らはクラスや定員会を導く中で,啓示を受ける方法を学ぶことでしょう。」

同じ発表の中で,十二使徒定員会会長代理のM・ラッセル・バラード会長は,「若い世代のイエス・キリストを信じる信仰を強め,子供や青少年,そして彼らの家族が人生の試練に遭ったときに聖約の道を前進するのを助ける」という「子供と青少年」のビジョンを紹介しました。1「イエス・キリストの証が得られるよう子供と青少年を助けると,彼らも,わたしたちも,わたしたちの生活も,皆祝福されます」とバラード会長は述べました。

放送の中で青少年が『子供および青少年のための導入ガイド』を使った実演活動に参加した後,バラード会長は次のように述べました:「これは始まりにすぎません。今日,まずこの活動から始めたのです。家族で協力しながら進めていくものです。……引き続きこの活動をするよう,お願いします。親御さんたちは,これを家庭で続けてください。」バラード会長は「これは家庭中心,教会サポートのプログラム」であること,そして「このプログラムには家族がかかわってくる」ことを強調しました。「それがすばらしい点なのです。」

世界中の多くの地域で,両親や指導者も自分の導入ガイドを受け取りました。ほかの地域では,「子供と青少年」は2020年に入ってから翻訳されます。

福音学習,奉仕と活動,個人の成長(目標設定と目標達成を含む)は「子供と青少年」の鍵となる部分となり,計画するに当たっては青少年が主導するべきです。子供と青少年は家族,指導者,そのほかの人々からのサポートを受けながら聖約の道に沿って進歩するに当たり,個人の啓示を探し求めます。バラード会長は「子供と青少年」は世界的な取り組みであるので,「住んでいる場所や家族の状況」に応じて調整できると指摘しました。

詳細やリソースについては,十二使徒定員会のゲレット・W・ゴング長老を迎えて行われる2019年11月17日の子供と青少年のためのFace to Face放送を御覧ください。2020年中に8歳から18歳になる子供と青少年,その両親,若い女性指導者,アロン神権アドバイザー,初等協会指導者が参加するよう招待されています。「子供と青少年」プログラムに関するゴング長老への質問はfacetoface.ChurchofJesusChrist.orgにお送りください。18か国語で放送されるライブイベントの後,ビデオはアーカイブに保管され,いつでも配信,ダウンロードできるようになります。