2020
ソーシャルメディアを有益な場にする
2020年12月


ヤングアダルト

ソーシャルメディアを有益な場にする

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person holding a smartphone sending text messages

5年前,夫とわたしはイエス・キリスト教会の会員としてどのように生活しているかを純粋に紹介するためにYouTube(ユーチューブ)チャンネルを開設することにしました。自分たちのライフスタイルを通して信仰について語っていこうというのが,わたしたちのアイデアでした。

何人かのフォロワーが,教会に初めて行ったことやバプテスマを受けたことなど,霊を鼓舞するメッセージを送ってくれました。このことは,わたしたちにとってすばらしい祝福となっています。これらのメッセージを受け取り,わたしたちは大きな喜びに包まれてきました。

自分たちの生活を紹介することで回復された福音のメッセージを広めるという,ソーシャルネットワークによって得ている豊かな経験にとても感謝しています。ソーシャルメディアを活用することですばらしい経験をしたり,有意義な関係を築いたり,福音についての証を分かち合ったりすることができます。しかしその一方で,わたしたちを霊的に弱らせるような経験をすることもあり,その結果,不義な方法でほかの人を裁いたり,ほんとうの自分を見失ったりしかねません。

今月のヤングアダルトのコーナーではこれらのテーマなどいろいろな事柄を採り上げます。わたしたちは自分自身や自分の生活をソーシャルメディアで目にするものと容易に比較してしまいがちです。でも,使い方を学べば,自分自身やほかの人を裁くことを避け,自分の神聖な特質に自信を持ち,そして最も重要なこととして,イエス・キリストの福音がもたらす幸福を自分の事例を通して人々に伝える有益な場を作り出すためにソーシャルメディアを活用できるようになるのです。

バーバラ・ロドリゲス