生ける教会,生ける預言者
末日聖徒イエス・キリスト教会は,「生ける教会」(教義と聖約1:30)であり,現代の預言者によって導かれています。預言者は教会全体を導くための啓示を神から受けます。教会の大管長によって与えられた,霊感に基づく導きの例を幾つか紹介しましょう。
ジョセフ・スミス
1830年:預言者ジョセフが,教会員は大会に集まるべきであるという啓示を受ける。最初の総大会は6月に開かれた。
ブリガム・ヤング
1849年:ヤング大管長が,総大会で永代移住基金を発表する。同基金は最終的に約3万人の聖徒たちがソルトレーク盆地にやって来るのを支援した。
ジョン・テーラー
1878年:テーラー大管長が,子供たちに福音について教えるのを助ける初等協会を組織する。
ウィルフォード・ウッドラフ
1890年:ウッドラフ大管長が,第59回半期総大会で「宣言」を発表する(公式の宣言1参照)。
ロレンゾ・スノー
1899年:スノー大管長が,教会の大会で什分の一についての啓示を分かち合う。
ジョセフ・F・スミス
1918年:スミス大管長が,死者の贖いに関する示現を受けた翌日,自分は「主の御霊と交わっていた」と総大会で述べる。
ヒーバー・J・グラント
1936年:グラント大管長が,労働と自立を奨励する教会保全計画を発表する。
ジョージ・アルバート・スミス
1946年:スミス大管長が,福音は間もなくテクノロジーを通じて世界の遠隔地の人々とも分かち合われると預言する。
デビッド・O・マッケイ
1959年:マッケイ大管長が,「すべての会員は宣教師です」と教える。
ジョセフ・フィールディング・スミス
1970年:スミス大管長が,月曜日を家庭の夕べの日に指定する。
ハロルド・B・リー
1973年:リー大管長が,人道支援活動を監督する福祉部を発表する。
スペンサー・W・キンボール
1978年:神権に関するキンボール大管長の啓示が,教会員の同意を得るために総大会で発表される。
エズラ・タフト・ベンソン
1986年:ベンソン大管長が,モルモン書を福音研究の中心として強調するという主の望みを明らかにする。
大管長
1994年:ハンター大管長が,すべての会員に神殿推薦状を持つにふさわしくあるよう求める。
ゴードン・B・ヒンクレー
1998年:ヒンクレー大管長が,教会はより多くの地域に小規模の神殿を建設すると発表する。
トーマス・S・モンソン
2012年:モンソン大管長が,宣教師の年齢要件を男性は18歳,女性は19歳に引き下げる。
ラッセル・M・ネルソン
2020年:ネルソン大管長が,第190回年次総大会で「回復」の宣言を発表する。