わたしに従ってきなさい
イエス・キリストはなぜわたしの人生にとって大切なのでしょうか


イエス・キリストはなぜわたしの人生にとって大切なのでしょうか

イエス・キリストはわたしたちの救い主となるように選ばれました。 その贖罪によって,わたしたちは復活し,悔い改め,赦され,天の御父のみもとに帰ることができます。 救い主イエス・キリストは,わたしたちを罪から救うだけでなく,試練のときに,わたしたちに平安と力を与えてくださいます。 わたしたちのために完全な模範を示し,その教えは現世では幸福,来たるべき世では永遠の命の基となります。

霊的に備える

救い主に関する自分の好きな聖句を幾つか検討し,救い主に関する自分の証について考えます。 どのようにして救い主を知りましたか。 どのような経験をしたときに,イエス・キリストとその贖いの犠牲に感謝しましたか。

イエス・キリストについての証が強くなると,若い女性はどのような祝福を受けるでしょうか。 救い主の教えと贖いにもっと完全に頼るために,若い女性はどのようなことをすればよいでしょうか。

若い女性がイエス・キリストと自分たちの日々の生活に及ぼすイエス・キリストの影響力を理解するのに,どのような聖句や資料が役立つでしょうか。

ヨハネ14:6(イエス・キリストは道であり,真理であり,命である)

ヨハネ15:4-5(イエス・キリストを離れたら,わたしたちは何一つできない)

モーサヤ3:17ヒラマン14:15-18教義と聖約18:11-1276:41-42(キリストは罪と死を克服された)

イザヤ41:10,13;マタイ11:28-30;ヨハネ14:27;ピリピ4:13;モーサヤ24:14-15アルマ7:11-1236:3,27エテル12:27(キリストの贖いは試練や誘惑のときに平安と力を与えてくれる)

デビッド・A・ベドナー「もしあなたがたがわたしを知っていたならば『リアホナ』2016年11月号,102-105

生けるキリスト―使徒たちの証」『リアホナ』2000年4月号,2-3(『真理を守る』11-14;『成長するわたし』102も参照)

ジョセ・A・ティシェラ「主を仰ぎ見る」『リアホナ』2015年5月号,96‐98

ダリン・H・オークス「イエスの教え」『リアホナ』2011年11月号,90-93

デビッド・A・ベドナー「容易に重荷に耐えられるように」『リアホナ』2014年5月号,87-90

ビデオ― 「埋め立て」, 「唯一のまことの神と,その神がつかわされたイエス・キリスト」,  「なぜ救い主が必要なのでしょう―救い主イエス・キリストについてのクリスマス・メッセージ。#救い主がお生まれになりました」

救い主の方法で教える

救い主は弟子たちに証するように勧められ,彼らがそうしたときに,御霊が彼らの心を動かしました。 あなたが若い女性にキリストと,彼女たちの日々の生活におけるキリストの役割について証するよう勧めるときに,御霊が彼女たちに,自分が話していることが正しいと証します。 また若い女性の証は,ほかの人々(特に同世代の人々)が救い主について証するときに強くなります。

経験を分かち合う

毎回のクラスの最初に,前回のレッスンで学んだことを生活に取り入れたときの経験について分かち合い,教え,証するように若い女性に勧めます。それによって個人的な改宗が促され,福音が日々の生活に関連していることを理解できるように助けることができます。

教義を導入する

今週のレッスンを導入するために,以下のアイデアから選ぶか,自分自身でアイデアを考えましょう。

  • 周りの人を助けている救い主の絵を展示します(『福音の視覚資料セット』36-60参照)。数分の間,救い主が自分や自分の家族,自分の知っている人々を助けてくださった様々な方法について,若い女性に考え,分かち合ってもらいます。彼らに救い主についての気持ちを分かち合うように勧めます。

  • イエス・キリストについての賛美歌(例えば,「主は生けりと知る」『賛美歌』75番)を歌う,あるいは聞きながら,若い女性に救い主の生涯や教えについて深く考えてもらいます。 ビデオ「なぜ救い主が必要なのでしょう―救い主イエス・キリストについてのクリスマス・メッセージ。#救い主がお生まれになりました」を視聴しても良いでしょう。一人一人の若い女性に,次の質問に対する自分の答えを書くように勧めます。「イエス・キリストはなぜわたしの人生にとって大切なのでしょうか。」

一緒に学ぶ

以下の活動は,若い女性が,天の御父をもっとよく知るためにはどうすればよいかを理解するのに役立ちます。御霊の導きに従って,クラスに最も適した活動を1つ,あるいは幾つか選んでください。

  • 前もってワードの会員を数人クラスに招待し,イエス・キリストを信じるようになった経験を分かち合ってもらいます。 クラスを4つのグループに分け,それぞれのグループにデビッド・A・ベドナー長老の説教,「もしあなたがたがわたしを知っていたならば」の中から一つのセクションを読んでもらいます。 グループに割り当てられたセクションからこの質問の答えを探すように割り当てます。キリストについて知ることと,キリストを知ることの違いは何ですか。ほんとうにキリストを知るためにわたしたちは何をすることができますか。救い主との関係を強めたいと望んでいる友人に,分かち合える指針は何ですか。

  • 若い女性に,ジョセ・A・ティシェラ長老の説教「主を仰ぎ見る」を読んで,イエス・キリストを求める人にティシェラ長老が約束している祝福を探してもらいます。 説教の中で見つけたこと,そして救い主を日々の生活の重要な部分に据えるため個人的にしていることを分かち合ってもらいます。この話し合いの中で,ティシェラ長老が説教の中で提案している簡単な習慣を一緒に読んでもよいでしょう。さらにキリストに近づくために,クラスで話し合った提案の一つを使って目標を立ててもらいます。

  • 救い主の絵を掲げます。ホワイトボードに次の質問を書きます。「イエス・キリストとはどのような御方でしょうか。」「イエス・キリストはわたしたちのために何をしてくださったでしょうか。」「イエス・キリストが今日も生きておられることを知るにはどうすればいいでしょうか。」『生けるキリスト―使徒たちの証』を調べ,これらの質問への答えを見つけるように,若い女性に勧めます。彼らに見つけたことを分かち合ってもらいます。数人の若い女性に,どのようにしてイエス・キリストについての証を得たか説明するように勧めます。その証は彼らにどのような影響を及ぼしているでしょうか。

  • 『聖句ガイド』で「イエス・キリスト」を引いて見出しの後の見出し語を読みます。 『賛美歌』の主題別索引で「イエス・キリスト―救い主」を見て,イエス・キリストがしてくださったことについて教えている賛美歌を探してもよいでしょう。 キリストの役割と使命を表している言葉を見つけてもらいます。このリストを読んで彼女たちはイエス・キリストについて何を学ぶでしょうか。主がわたしたちのためにしてくださったことを読んだ後で,彼女たちは主についてどのように感じるでしょうか。

  • このアウトラインで提案されている聖句の一つ,あるいはデビッド・A・ベドナー長老の説教「容易に重荷に耐えられるように」の一部を若い女性一人一人に割り当てます。イエス・キリストは御自分に従う人々にどのような助けを与えてくださるかを自分の言葉で説明してもらいます。若い女性に,自分の生活や他の人の生活で救い主の平安や力をどのような形で目にしたかについて,経験を分かち合ってもらいます。

  • 壁に最新の『リアホナ』大会号に掲載されている大管長会によるイエス・キリストについての証を掲示します(これらの証は,通常,話の最後の方で述べられます)。救い主の特別な証人の証を聞いたり読んだりするときに,どのように感じるか尋ねます。キリストについての証が自分たちの日々の行動にどのような影響を及ぼしているか尋ねます。時間を割いて,クラスの生徒にイエス・キリストに対する愛と証を言い表してもらいます。

  • ダリン・H・オークス長老の説教「イエスの教え」の中の表題「救い主はわたしたちのために何をしてくださったか」の下の段落を読みます。「救い主はわたしのために何をしてくださったのですか」という女性の質問に,若い女性だったらどう答えるでしょうか。ホワイトボードにこの話の中から次の9つの表題(「世の命」から「贖罪」まで)を書きます。若い女性にこれらの表題の中から一つ,あるいは幾つか選び,救い主が彼女のために何をしてくださったのか教えるために使う二つ以上の文章を準備するように勧めます。オークス長老の説教,関連聖句(例えば,このアウトラインで提示されているようなもの),自分の経験や証を用いることができます。準備したものを分かち合うように勧めます。

  • ビデオ「埋め立て」を見せます。若い女性は,イエス・キリストが自分たちのために何をしてくださったのかを描いたこのビデオから何を学ぶでしょうか。自分を赦すことがなかなかできない,あるいは自分は救い主の助けの届かない所にいると感じている人を助けるために,このビデオに込められたメッセージをどのように利用することができるでしょうか。(例えば,イザヤ1:18;アルマ36:3,27エテル12:27教義と聖約58:42-43などを参照)

若い女性に今日学んだことを分かち合ってもらいます。どんな思いや印象を抱いたでしょうか。イエス・キリストが自分たちの生活で大切な理由が理解できたでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。この教義にもっと時間を費やした方が助けになるでしょうか。

学んだことに従って生活する

今日学んだことに従って生活するにはどうすればよいか考えるように,若い女性に勧めます。例えば,以下のことを行うことができるでしょう。

  • 『成長するわたし』の中の「信仰」の徳質の体験5を完了する。

  • 救い主のような生活を送るように努力し,将来のクラスで自分の経験を分かち合います。

  • 救い主がわたしたちのために何をしてくださったかを知ることで祝福を受ける人について考え,その人と自分の証を分かち合う方法を計画します。

若い女性に来週の学習予定を伝えます。学ぶ備えをするために,彼女たちは何ができるでしょうか。例えば,来週のレッスンに関連した説教を読んだり,ビデオを見たり,聖句を研究したりすることができます。

関連する青少年の活動

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若い女性がこのレッスンで学んだことを応用するためのミューチャルの活動を計画する。