救いの計画とは何ですか

これらの聖文と資料を祈りの気持ちで研究してください。若い女性が救いの計画をよく理解するのに，どのような聖句や話が役立つでしょうか。

1コリント15：20－22（すべての人は死ぬ）

ヘブル12：9（神はわたしたちの霊の父であられる）

黙示20：12－13；2ニーファイ9：10－11；アルマ5：15－21（全人類が復活し，神の前に立って裁かれる）

2ニーファイ2：22－25（アダムの堕落によって死すべき体になった）

アルマ34：32－33（現世は悔い改めをするときである）

アルマ40：11－14（死後の人の状態）

アルマ42：5－15（アルマ，息子コリアントンに救いの計画について教える）

教義と聖約76：30－113（栄光の王国についての記述）

ウェザーフォード・T・クレートン「御父の栄えある計画」『リアホナ』2017年5月号，26-29

トーマス・Ｓ・モンソン「幸福への完全な道」『リアホナ』 2016年11月号，80－81

「救いの計画」『真理を守る』（2004年），120－122

ビデオ「人々は気落ちするであろう」

ビデオ「救いの計画」；「教義と聖約視覚資料」DVDも参照。

毎回のクラスの最初に，前回のレッスンで学んだことを生活に取り入れたときの経験について分かち合い，教え，証するように若い女性に勧めます。それによって個人的な改宗が促され，福音が日々の生活に関連していることを理解できるように助けることができます。

今週のレッスンを導入するために，以下のアイデアから選ぶか，自分自身でアイデアを考えましょう。

• ホワイトボードに「救いの計画とは何ですか」と書きます。この質問の答えを幾つか若い女性に挙げてもらいます。今日のレッスンで救いの計画について学ぶ間，それらの答えについて考えるように勧めます。

• 創造，堕落，贖いを表す3枚の絵，または3つの品物（例えば，創造を表す粘土，堕落を表すリンゴ，贖いを表す聖餐のカップ）を用意します。これらの3つの出来事についてどんなことを知っているか，またそれらがどうして重要なのか，分かち合ってもらいます。

以下の活動は，若い女性が救いの計画について学ぶのに役立ちます。御霊の導きに従って，クラスに最も適切な活動を一つ，あるいは幾つか選んでください。

• 若い女性の一人に，トーマス・S・モンソン大管長の説教「幸福への完全な道」の話を紹介する準備をして来るように依頼します。若い女性たちは，別の信仰を持つ友人と話していて，救いの計画に関する以下の質問を受けたら，どのように答えるでしょうか。：人はどこから来たのでしょうか。なぜここにいるのでしょうか。この世を去った後はどこへ行くのでしょうか。ウェザーフォード・T・クレートン長老の説教「御父の栄えある計画」と聖文を使って，その質問のいずれかの答えを準備してもらいます。これらの質問に対する答えを知ることはなぜ重要なのでしょうか。

• レッスンの数日前に若い女性何人かに割り当てをし，『わたしの福音を宣べ伝えなさい』または『真理を守る』を使って 救いの計画の一部（前世，現世，霊界など）についてクラスで教える準備をしてきてもらいます。救いの計画の図表をホワイトボードに書き（例えば，『わたしの福音を宣べ伝えなさい』，54参照），若い女性にそれぞれに割り当てられたテーマを教えてもらいます。救いの計画について知ることで，彼女たちの生活にどのような影響があるか尋ねます。

• 若い女性一人一人に，この手引きにある聖句を一つ，あるいは幾つか割り当てます。割り当てられた聖句を読んで，それが救いの計画のどの部分を表しているか発表し，その聖句から学んだことを分かち合ってもらいます。救いの計画をよく理解するとき，自分自身や，ほかの人や，周りの世界を見る目にどのような影響があるでしょうか。

• クラス全体でアルマ12：30とアルマ42：13－15 を読みます。救いの計画について記された聖句を探すように若い女性に勧めます。それらの聖句は救いの計画についてどんなことを教えているでしょうか。ビデオ「人々は気落ちするであろう」見せ，救いの計画の知識を持っていたおかげでラッセル・M・ネルソン長老がどのような祝福を受けたか見つけてもらいます。このことを知っているおかげで，若い女性たちがどのような祝福を受けたかを分かち合ってもらいます。

  

• アルマ42：5－15を読み，アルマが神の子たちに神の計画を説明するときに使った言葉を見つけてもらいます。それから，見つけた聖句をホワイトボードに書き出してもらいます。これらの聖文が天の御父の計画についてどのようなことを教えているでしょうか。

• 若い女性が冊子『真理を守る』を持っていることを確認し，1から3の番号を一人一人に割り当てます。1番の割り当てを受けた人には 『真理を守る』から前世について（120－121），2番の人には現世について（121），3番の人には死後の生活について（121－122），それぞれ書いてあることを全部学ぶように勧めます。割り当ての番号ごとにグループでしてもよいでしょう。学んだことを短くまとめてクラスで発表してもらいます。救いの計画について知らなかったら，人生はどのようなものになるか想像してみるように若い女性に勧めます。

若い女性に今日学んだことを分かち合ってもらいます。救いの計画についてもっとよく理解できたでしょうか。どんな思いや印象を抱いたでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。この教義にもっと時間を費やした方が助けになるでしょうか。

今日学んだことに従って生活するにはどうすればよいか考えるように，若い女性に勧めます。例えば，以下のことを行うことができます。

• 救いの計画に対する感謝を分かち合う。

• 救いの計画について学んだことを友人や家族に教える。教えるとき，作成した救いの計画を表す図表を利用するとよいでしょう。