聖文の物語
だい55しょう:はくがいが強まる(1843年-1844年)


だい55しょう

はくがいが強まる

(1843年-1844年)

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Nauvoo Temple
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people causing trouble

ノーブーの近くにすんでいた人は,ほとんどが教会いんではありませんでした。せいとをこころよく思っていない人もたくさんいました。せいとには町のしどうしゃになってほしくなかったので,いやがらせをしました。

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mob stealing the Saints’ animals

人びとは,むれをなしてせいとの家をおそいました。そして,かちくをうばい,かちくごやや家に火をつけました。せいとをノーブーからおい出そうとしたのです。けいさつも,ぐんたいも,それをやめさせよろとはしませんでした。ちじでさえも,たすけてくれませんでした。

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Joseph envisioning the Saints traveling west

ジョセフ・スミスが言ったとおりになったのです。ノーブーのせいとはくなんにあう,と語っていたからです。ジョセフには,せいとたちがノーブーをはなれて,だれにもじゃまされない土地に行くようになることが,分かっていたのです。

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Joseph meeting with the Apostles

ジョセフは,しとやほかの人たちをあつめて,せいとのうつりすむばしょをさがすように言いました。

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Joseph looking at map

ジョセフは,地図を広げて見ました。そうすると,まわりを高い山にかこまれた,広いぼんちが目にとまりました。そこにはインデイアンがすんでいました。「ここだ」とジョセフは思いました。ここならぼうとにおそわれることもありません。

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people laughing

ノーブーには,教会いんでありながら,もうふくいんをしんじていない人びとがいました。かれらはジョセフをにくみ,ころしたいと思っていました。そこで,新聞をはっこうし,ジョセフやせいとのわる口を書き立てました。

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Saints destroying printing press

ノーブーのしどうしゃたちは,たいへんおこりました。何人かは,その新聞を作っているところにおしかけて,新聞をやきすて,いんさつきをこわしました。これでもう,新聞は作れなくなりました。