2021
デビッド・ホイットマーとはどんな人物か
2021年2月号


『わたしに従ってきなさい』

デビッド・ホイットマーとはどんな人物か

教義と聖約14-17章

2月15-21日

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主は,モルモン書の金版を見て「その書物とその中に書いてあることが真実であることを証する」三人の証人を選ばれました(2ニーファイ27:12)。そのうちの一人が,デビッド・ホイットマーでした。

助け手

デビッドは,ジョセフ・スミスが翻訳する際に筆記者を務めていた友人のオリバー・カウドリを訪ねたとき,金版のことを聞きました。オリバーは後にデビッドに手紙を書き,翻訳を完成させるために,自分とジョセフをデビッドのところに滞在させてもらえないかと尋ねました。

デビッドはペンシルベニアまで300マイル(483キロ)の旅をして,ジョセフとオリバーをニューヨークにある自分の両親の家に連れて行きました。ジョセフがモルモン書を翻訳する様子を見ているうちに,デビッドの関心は高まっていきました。

生涯の証人

オリバー・カウドリ,マーティン・ハリスとともに,デビッドは天使から金版を見せてもらい,神の声が自分の見たことを証するよう命じるのを聞きました。

残念なことに,デビッドは数年後に教会を去り,二度と戻りませんでしたが,決して自分の証を否定することはありませんでした。デビッドはその生涯の終わり近くに,次のように書いています。「わたしは三人の証人の一人として,長年にわたって〔モルモン書〕とともに公にされてきた証を,いかなるときにも,一部たりとも,否定したことはありません。わたしをよく知る方々は,わたしがその証に常に忠実であったことを御存じでしょう。このことに関するわたしの現在の考えをだれも誤解し,疑うことのないように,かつて宣言し公にしたとおりに,わたしは今再び,わたしの宣言がすべて真実であると断言します。」(An Address to All Believers in Christ [1887], 8–9

1829年

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