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第1課 教師用資料—永遠の家族の教義を学ぶ


「第1課 教師用資料—永遠の家族の教義を学ぶ」『永遠の家族 教師用資料』

「第1課 教師用資料」『永遠の家族 教師用資料』

第1課 教師用資料

永遠の家族の教義を学ぶ

家族の教義はすべての人に関連があります。この課で生徒は,天の御父の知恵と,家族のために備えられた神の計画に対する自分の信頼度を評価するよう勧められます。また,家族の教義について話し合う際に,キリストのような愛と配慮と敬意のある環境を作り上げる助けとして何ができるかについても考えます。

注:可能であれば,このコースに登録した生徒にクラス開講前に連絡をし,この第1課のクラス用準備資料を予習しておくよう伝えます。クラスを開始する際にすべての生徒が準備資料を持っているように取り計らいます。クラスの話し合いの中で準備資料を活用することにより,準備資料が学習経験をより豊かにするための備えとなるものであることを生徒が理解できるようにします。この授業の最初の5-10分を取って,互いに知り合い,生徒をコースに歓迎することができます。

教えるための提案

わたしたちは,天の御父とイエス・キリストの完全な愛と知恵を信頼することができます。

本コースの導入として,コース前半の目次やクラスの予定を生徒に見せるとよいでしょう。生徒の必要をさらによく知るために,生徒が最も関心あるテーマやもっと理解したいテーマを,短く,無記名で書いてもらいます。本コースの中で答えを得たいと思っている疑問があればそれも書いてもらうとよいでしょう。回答を回収して,今後レッスンを準備する際にそれらを検討します。

教え方と学び方を改善する

生徒の必要と関心を見つける。レッスンが自分の必要と関心を満たすよう意図されたものであると感じるときに,学びたいという生徒の意欲は強まるでしょう。家族についての関心や疑問について生徒が伝える機会を提供してください。生徒の回答に基づき,御霊に従って,コース中のいつ生徒たちの関心や疑問について強調したり話し合ったりするべきかを知るようにしてください。

以下の質問をするのもよいでしょう:

  • あなたが信頼する人たちはだれですか。なぜですか。

  • どのようなことについてその人たちを信頼していますか。

生徒たちを3人ずつのグループに分けます。次の配付資料をそれぞれのグループに配り,そこに書かれた指示に従ってもらいます。

天の御父とイエス・キリストを信頼する

『永遠の家族 教師用資料』—第1課

グループのそれぞれのメンバーに,以下の聖句の中から一つを読みながら,天の御父とイエス・キリストを信頼する助けとなる,御二方についての真理を見つけてもらいます:2ニーファイ26:24モーサヤ4:9イザヤ55:8-9。その後,次の質問について話し合います:

  • 天の御父とイエス・キリストについて,これらの聖句から何を学ぶことができますか。あなたが見つけた真理は,御二方を信頼したいというあなたの望みにどのような影響を与えるでしょうか。

  • これまでに天の御父とイエス・キリストを信頼することの価値を味わった,あるいは目にしたのはどのようなときですか。

天の御父とイエス・キリストを信頼する

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教師用配付資料

天の御父とイエス・キリストの愛と知恵の最大の証拠の一つは,永遠の家族についての教義であることを説明します。御二方と御父の計画に対する信頼は,家族に関するこの世の異なる意見にうまく対処する助けとなります。

生徒たちに「家族—世界への宣言」(ChurchofJesusChrist.org)のコピーを配るか,デジタル媒体でアクセスしてもらいます。生徒に,数段落を選んで読んでもらい,天の御父が生徒やその家族に得てほしいと願っておられる祝福や喜びについて述べている語句に印をつけてもらいます。十分に時間を取った後で,印をつけた語句とその理由を生徒に発表してもらいます。

  • あなたが自分の家族に対して抱いている望みは,あなたの家族に対する天の御父の望みとどのように一致しているでしょうか。

  • 世の中の知恵や視点よりも天の御父とイエス・キリストの知恵と永遠の視点を信頼することには,どのよう価値があるでしょうか。

わたしたちの現在と将来の家族に対する天の御父とイエス・キリストの知恵と望みについて証をします。あるいは,生徒たちに証するよう勧めます。

わたしたちは,愛と敬意に満ちた学習環境を作り出すことができます。

あなたの家族の写真を見せます。自分の家族の好きな点と,自分の家族に特有な点について話します。

一人の生徒に,準備資料のセクション2にあるニール・L・アンダーセン長老の言葉を読んでもらいます。

  • アンダーセン長老の教えの中で何が印象に残りましたか。(生徒が次の真理を見つけられるよう助けるとよいでしょう:どの家族も異なるため,家族についての主の規範について話す際には,思慮深く,配慮をもって行う必要がある。

個人あるいは家族として困難な状況にある人々に対し,愛や配慮,思いやりを示した,救い主の模範から学べることを生徒に発表してもらうとよいでしょう。(例は,この準備資料の「さらに深く知る」コーナーにあります。)

2,3分深く考える時間を取り,生徒たちに次の質問について考えたことを書き留めてもらってもよいでしょう:

  • 家族などの配慮が必要なテーマについて話し合う際に,人々が愛と敬意を感じられるようにするために,自分に何ができるだろうか。(生徒が準備資料のセクション2を学習した場合は,この疑問についてすでに書き留めているかもしれません。書いた内容を読み返してもらう時間を取ってもよいでしょう。)

数人の生徒に,書き留めた考えを発表してもらいます。

本コースでは,生徒は理解するのに聖霊の助けを必要とする多くの真理について話し合うことになることを,あなたの言葉で説明するとよいでしょう。個人や家族の状況はそれぞれ異なるため,生徒は教えをどのように実践すればよいかを理解するうえで個人の啓示を必要とするでしょう。わたしたちの最も強い感情の一部は家族と結びついているため,互いに,また御霊から学ぶことができるようにするためには,キリストのような愛と配慮と敬意の環境を必要とします。そのような環境作りに貢献するために自分の役割を果たすよう生徒に勧めます。

クラスの締めくくりに,準備資料にアクセスする方法を生徒に示してもよいでしょう。クラスの前に準備資料を個人的に学ぶことは,クラス全体が家族についての教義をさらに深く学ぶうえでどのように助けになるか,生徒に考えてもらいます。各回のためにきちんと準備してくるよう勧めます。

次回に向けて

次のクラスの予習をする際に,大衆に支持されている意見が家族についての教義に反していても,主の教会の指導者が家族の宣言で明確に述べられている,家族についての教義を堅く守っているのはなぜかを見つけてくるよう勧めます。