シオンとは何ですか

よく祈って，以下の聖文や資料を研究してください。 若い女性がシオンの大義を推し進める方法を学ぶのに役立つのはどんなことだと感じますか。

モーサヤ18：21；教義と聖約38：26－27（一致を求めるべきである）

1ニーファイ13：37；教義と聖約6：6（シオンを起こすことを求める）

4ニーファイ1：1－18（ニーファイ人とレーマン人はシオンのような状態でともに暮らす）

教義と聖約97：21；モーセ7：18（シオンとは何か）

ベンハミン・デ・オヨス「わたしたちの光がもろもろの国民のための旗となるように」『リアホナ』2017年5月号，124－126

ジェフリー・Ｒ・ホランド「歌われる歌と歌われない歌」 『リアホナ』2017年5月号，49-51

D・トッド・クリストファーソン「シオンに来たれよ」『リアホナ』2008年11月号，37－40

ボニー・L・オスカーソン「姉妹のきずな―わたしたちは何と互いを必要としていることでしょう」『リアホナ』2014年5月号119－121

「シオン」『真理を守る』86－87

「シオンの娘」『賛美歌』195番

救い主の方法で教える

あらゆる状況において，救い主は弟子たちの模範であり，教師であられました。 主は御自分の生き方によってお教えになりました。 あなたの愛と一致の模範は，シオンを目指して努力したいという若い女性の望みにどのように影響を与えるでしょうか。

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ビデオ―「実践する」

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毎回クラスの最初に，前回のレッスンで学んだことを生活に取り入れたときの経験について分かち合い，教え，証するよう若い女性に勧めます。それによって個人的な改心が促され，福音が日々の生活に関連していることを理解できるように助けることができます。

今週のレッスンを導入するために，以下のアイデアから選ぶか，自分自身でアイデアを考えます。

• ホワイトボードに「シオン」と書き，シオンについて考えるとき思い浮かぶ言葉を書き出してもらいます。『真理を守る』の86－87ページを読んで，さらに書き加えてもらいます。シオンを築くうえで，女性が果たす役割は何でしょうか。

• 「シオンの娘」（『賛美歌』195番）の1番を，一緒に歌います。賛美歌の中でシオンについて教えている言葉や文章を見つけてもらいます。シオンのような家庭やワード，あるいは地域を築くために，自分が果たす役割は何であると信じているか，分かち合ってもらいます。

以下の活動は，若い女性がシオンとは何かを理解するのに役立ちます。御霊の導きに従って，クラスに最も適した活動を一つ，あるいは幾つか選んでください。

• ジェフリー・R・ホランド長老は，説教「歌われる歌と歌われない歌」の中で，どのように教会が聖歌隊のようであると教えましたか。若い女性がホランド長老の比喩を理解する一助として，聖歌隊で歌ったことのある一人または複数の人々に，聖歌隊で歌うことは，神の王国における多様性の必要を理解するうえでどのように助けとなるかについて考えを分かち合ってもらいます。クラスで，若い女性のグループで，もしくはワードで，周りとなじめないと感じている人々に「場所」を設けることによって，どのようにシオンを築くことができるでしょうか。ホランド長老は，わたしたちがこのことを行ううえで助けとなる，どのような勧告を与えたでしょうか。

• ベンハミン・デ・オヨス長老は説教「わたしたちの光がもろもろの国民のための旗となるように」の中で次の質問をしました：「シオンを築き，イスラエルの民を集めるというこの驚嘆すべきときに行うべき大切な事柄とは何でしょうか。」若い女性がこの質問に対する答えを見いだせるように，デ・オヨス長老の説教の最後の11段落を読みます。デ・オヨス長老が分かち合った3つの方法を用いて，わたしたちはどのようにシオンをよりよく築くことができるでしょうか。 

• クラスで教義と聖約38：27とモーセ7：18を読んでください。心を一つにし思いを一つにするとはどのような意味でしょうか。一つとなることは，シオンを築くためになぜそれほど大切なのでしょうか。このアウトラインの中の総大会説教の一つを選び，その説教を若い女性の人数に応じてブロックに分け，各自にその部分を読んでもらい，家族や若い女性クラスがさらに一致するために役に立つ原則を探してもらいます。若い女性たちに，見つけた原則をホワイトボードに書くように勧めます。若い女性たちが一致を育むのを妨げる障害となるものには，どのようなものがあるでしょうか。そのような障害を克服するにはどうしたらよいでしょうか。若い女性たちに，家族がさらに一致するために，これらの原則の中から一つを選んで自分の状況に合わせて目標を作るように励まします。クラスの仲間がさらに一致することができるように，同様の目標を皆で話し合って作ってください。

• クラス全員で，D・トッド・クリストファーソン長老の説教「シオンに来たれよ」の最初の5段落を読み，「バビロンを出てシオンに来るとはどういう意味でしょうか」という質問に対する答えを探してもらいます。クラスを3グループに分け，説教の「一致」「聖さ」「貧しい人の世話をする」のうち一つを各グループに割り当てます。今の家庭と将来の家庭でシオンを築くために，これらの原則を応用してできることについて，グループで話し合うように勧めます。話し合ったことをクラス全員と分かち合ってもらいます。

• クラスを2つのグループに分けます。一つのグループには，モーサヤ18：21と教義と聖約97：21を，もう一つのグループには教義と聖約38：27とモーセ7：18を読んで話し合ってもらいます。両方のグループに，読んだ聖句から学んだことをクラスで教えるために実物を用いたレッスンを計画してもらいます（助けが必要な場合は，『救い主の方法で教える』の22ページ「福音の原則を教えるために物語とたとえを活用する」を参照してもらいます。）互いに考えを分かち合ってもらいます。家族で，クラスで，ワードや支部でシオンを築くうえで助けとなるこれらの聖句から，彼らは何を学ぶでしょうか。

• 若い女性に4ニーファイ1：1－18を読んで，キリストの来臨の後，ニーファー人とレーマン人が築いたシオンのような社会を表す言葉や文章をホワイトボードに書き出してもらいます。個人，あるいはクラスとしてこれらの原則に従うため，またほかの人々にそうするように励ますためにできる具体的なことをホワイトボードに書き出してもらいます。

若い女性に今日学んだことを分かち合ってもらいます。どのような思いや印象を抱いたでしょうか。シオンとは何かを理解したでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。この教義にもっと時間を費した方がよいでしょうか。

今日学んだことに従って生活するにはどうすればよいか考えるように，若い女性に勧めます。例えば，彼女たちは以下のことを行うことができるでしょう。

• 友達の輪に入れていないと感じる人に，話しかける。

• 家族や友達の一人との関係を強める（「成長するわたし」の「神から受け継いだ特質」の徳質の必修体験3参照）。