2021
カミール・N・ジョンソン
2021年5月


カミール・N・ジョンソン

中央初等協会会長

カミール・N・ジョンソン姉妹はその人生で,言葉を研究し,言葉を紡ぎ,その言葉を使って30年以上にわたる弁護士人生の中で,人々の問題解決を助けてきました。そして,聖文の言葉に,いつも大きな平安を感じてきました。聖典に登場する人物を,親友の中に数えています。

ペルー・アレキパ伝道部を率いるために夫とともに南アメリカにいた2016年から2019年には,現地の言語を覚えたいという望みがありました。スペイン語を勉強したことがまったくなかったので,宣教師や地元の人たちとコミュニケーションを取る能力を祈り求めました。自分の愛とモルモン書の証を,彼らに感じてほしかったのです。

「言葉が通じないときには,主を信頼し,御霊に頼って愛と証を伝えました。『自分の知識にたよ』らず〔箴言3:5〕,すべてを救い主にゆだねることを学びました。何と慰めに満ちた感動的な教えなのでしょうか。」

その過程で,こんな簡潔な福音の真理を改めて学びました。「大切なのは,救い主を愛し,救い主のように愛し,その愛とイエス・キリストの贖いが人生で効力を発揮するようにすることである。」

ジョンソン姉妹は祝福されて552人の宣教師たちに愛情を注ぎました。そして今,自分に任された100万人の子供たちへの愛で胸がいっぱいです。

「イエス・キリストの純粋な愛を見せてくれる子供たちから学ぶこの機会を,大切にしたいと思います」と言っています。

カミール・ネドー・ジョンソンは1963年9月12日にアメリカ合衆国アイダホ州ポカテロで,ハル・ネドー,ドロシー・ネドー夫妻のもとに生まれました。1987年にソルトレーク神殿でダグラス・R・ジョンソンと結婚し,3人の子供がいます。1985年にユタ大学英語学部を卒業し,1989年にユタ大学法学部を卒業しました。

ジョンソン姉妹はこれまでに,ワード若い女性会長を務めたほか,ワードの扶助協会と初等協会の会長会で働いた経験があり,福音の教義クラスの教師を務めたこともあります。