2021
スーザン・H・ポーター
2021年5月


スーザン・H・ポーター

中央初等協会会長会第一顧問

中央幹部七十人だった夫のブルース・D・ポーターを肺感染症で亡くしてから,スーザン・ポーター姉妹はアメリカ合衆国ユタ州バウンティフルの自宅に独り残されました。

夫が亡くなるまで2年近くの間,ヨーロッパ東地域の会長を務める夫とともに移動し,奉仕しました。

夫に先立たれてからは,導きを求めて祈りました。ある日,ヤコブの井戸でサマリヤの女性と話している救い主の絵を見ていると( ヨハネ4:6-26参照),同じように「救い主の足もとに座って学びなさい。主が教えてくださいます」と御霊が促すのを感じました。

ポーター姉妹は救い主に近づく努力をしました。すると聖霊が慰めて,前へと導いてくださいました。

「わたしを背負ってくださったのです」と彼女は言います。「自分の力を超えた力と平安がありました。」

ポーター姉妹は,全世界の子供に,逆境に遭うときに神から愛されていることを知ってほしいと思っています。

「もしもイエスが今子供たちのところにおられたら,彼らを一人一人引き寄せて祝福し,彼らのために祈られることでしょう。ずっと昔ニーファイ人の子供たちになさったと同じことをしてくださるのです〔3ニーファイ17:21参照〕。子供たちがそれぞれ,自分で主の助けを祈り求め,生活の中に愛あるキリストの御手を見いだすことができるように願っています。」

スーザン・ホランド・ポーターは,1955年7月31日にアメリカ合衆国オクラホマ州ポンカシティーで,ハンス・ホランド,シャルリーン・ホランド夫妻のもとに生まれました。ブリガム・ヤング大学を化学の学士号を取得して卒業し,実験室助手および数学の教師として働きました。

1977年にポーター長老とワシントンD.C神殿で結婚し,4人の子供がいます。

ポーター姉妹は,2017年から中央扶助協会諮問評議会で奉仕しています。これまでに,ステーク扶助協会会長会,ワードの扶助協会および若い女性の会長,福音の教義クラスの教師,初等協会の音楽の教師などの召しを果たしてきました。