マスター教義の復習12
場所を見つけて印をつける:1コリント6:19-20から黙示20:12
マスター教義の目的の一つは,マスター教義聖句の場所と重要語句の場所を見つけて印をつけることです。この課では,新約聖書の後半にある13のマスター教義聖句を見つけて印をつける機会があります。
学習活動案
聖句の場所と重要語句
あなたが聖典を研究し,印をつけているのを友達が目にしたと想像してください。多くの印がついたページを見た友達に,なぜ聖典に印をつけるのかと尋ねられるとします。
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あなたは,友達にどのように答えますか。
聖文に印をつけたり,傍線を引いたりすることは,特定の聖句とほかの聖句を区別するのに効果的な方法であり,将来それらの聖句をより簡単に見つけることができます。この課では,新約聖書の後半にある13のマスター教義聖句を見つけて印をつける機会があります。これを行う助けとして,次の表を学習帳に書き写すとよいでしょう。
新約聖書マスター教義:1 コリント-黙示
「自分のからだは,……聖霊の宮であ〔る〕。」 | |
「主にあっては,男なしには女はないし,女なしには男はない」 | |
「アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように,キリストにあってすべての人が生かされるのである。」 | |
復活には,3つの栄光の階級がある。 | |
「時の満ちる〔神権時代において〕……,神は……ことごとく,キリストにあって一つに帰せしめようとされ〔る〕。」 | |
教会は「使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって,キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。」 | |
「主の日〔が来る前に〕……まず背教のことが起〔こる〕……にちがいない。」 | |
「聖書〔は〕……救に至る知恵を,あなたに与えうる書物である……。」 | |
天の御父は,「たましいの父」であられる。 | |
「あなたがたのうち,知恵に不足している者があれば,その人は……神に,願い求めるがよい。」 | |
「信仰も,……行いを伴わなければ,……死んだものである。」 | |
「死人にさえ福音が宣べ伝えられた……。」 | |
「死人はそのしわざに応じ,……さばかれた。」 |
次の3つの指示を生徒に見せて,指示に従ってもらいます。生徒に教室内を移動しながら,二人一組になって13個のマスター教義聖句の場所を聖典で見つけてもらいます。生徒が望む場合は,先ほどの表にあるマスター教義聖句と重要語句に印をつけてもらいます。2,3分ごとに相手を変えるように言います。
最初の質問では,「どのような種類の歌を聞いていますか」「どんなスポーツをするのが好きですか」といった質問から選んでもらうとよいでしょう。
1. お互いのことを知るための質問をする。
2. お互いに助け合って,マスター教義聖句の場所と,(該当する場合は)重要語句を見つけます。自分の聖典の聖句に印をつけるとよいでしょう。
3. なぜその重要語句の真理が重要なのか,意見を言い合います。
終わったら,これらの参照聖句と重要語句を暗記し始めるよう生徒に勧めます。
補足学習活動
代替活動
生徒がこのレッスンに取り組むのを助ける別の方法として,各マスター教義聖句により密接な関係のある質問を紙に書いてもよいでしょう。生徒に,二人一組で質問に答えてもらいます。以下では,マスター教義聖句の幾つかを例に取って実践しています。
1コリント6:19-201コリント6:19-20 の場所を見つけます。「自分のからだは,……聖霊の宮で〔ある〕」という重要な語句に印をつけるとよいでしょう。自分の聖典のこの重要語句に必ず印をつけましょう。
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あなたのいちばん好きな神殿はどれですか。それはなぜですか。
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自分の体が神殿のようなものであるのはなぜだと思いますか。
1コリント11:111コリント11:11 を見つける。「主にあっては, 男なしには女はないし, 女なしには男はない」という聖典の重要語句に印をつけるとよいでしょう。自分の聖典のこの重要語句に必ず印をつけましょう。
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強い夫婦関係の良い模範を,どこで目にしたことがありますか。
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あなたはなぜ,男女の間の結婚は天の御父の計画において重要だと思いますか。