2018
ボリビア,ラパス
2018年12月号


世界の教会

ボリビア,ラパス

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ボリビア,ラパス

雪を頂くイリマニ山を背景に,赤レンガ造りの街並みが鮮やかな,高地の都市ラパス。ここは国家機関が数多く置かれていることで,しばしばボリビアの行政の中心と見なされます。

アンデス伝道部で福音を伝える宣教師がボリビアに到着したのは,1964年11月のことでした。そして19人の出席者を得て集会を持ちました。宣教師はその1か月後,最初の改宗者にバプテスマを施し,会員として確認しました。現在,ボリビアの教会員数は20万3,000人を超え,255の集会所と5つの伝道部があります。いちばん近い神殿はコチャバンバにあり,ラパスから145マイル(233キロ),車で7時間の距離です。

ボリビアの教会は,地域社会の人道支援活動をすることでよく知られています。車椅子や新生児用の医療器具を寄付したり,献血運動に参加したり,また,農業や家庭菜園,集落開発を援助したり,有事の際には支援活動を取りまとめたりしています。

  • ラパス近郊に住む末日聖徒が集う教会は,40あります。

  • いちばん多く使われる言語はスペイン語ですが,ケチュア語やアイマラ語,グアラニ語を話す人も多くいます。

  • ボリビアから最初の専任宣教師が召されたのは,1967年のことでした。

  • 2014年12月には,ボリビアの教会設立50周年を迎えました。ラパスの会員たちは2015年1月に地域でお祝いの行事を開催しました。