クリスマスの精神を高める7つの方法
買い物やお祝いの行事は楽しいですが,楽しいミニスタリングを行うことが,クリスマスの精神を持つ鍵です。
「何だかクリスマスらしさを感じられない。」
そのように思ったことはありませんか。ちょうど今そう感じているかもしれません。幾らクリスマスソングを大音量で流しても,どんなにクリスマスのお菓子を頬張っても,クリスマスの精神を感じられないのです。
あなたがそう感じているなら,またはクリスマスの精神を今年はさらに高めたいと思っているなら,読み進んでください。
トーマス・S・モンソン大管長(1873-1970年)は,簡潔にこう述べています。「クリスマスの精神はキリストの精神です。キリストの精神は心の中に兄弟愛と友情の炎を燃え上がらせ,親切な奉仕の行いをするようにわたしたちを導きます。」1中央若い女性会長だったボニー・L・オスカーソン姉妹も賛同しています。「クリスマスの精神を高めるには,周りの人々に思いやりの手を伸べて自分自身をささげることです。」2
ツリーを飾り,贈り物を交換することもクリスマスを祝う方法ですが,クリスマスの精神を感じる鍵は人に仕えることです。」(ミニスタリングについてさらに学ぶには,前の記事「ミニスタリング—救い主のように行う」を読んでください。)
良い知らせがあります。クリスマスの時季には人に仕えるすばらしい方法がたくさんあります。次のうちの幾つかを試してみてください。すぐに御霊の温かさを感じ,救い主を近くに感じるでしょう。それこそが真のクリスマスの精神です。
1.寂しくしている人を訪問する。
クリスマスを家族や友人と過ごしていない人について考えてください。お年寄りや近所に引っ越してきたばかりの人を訪ねるのもいいでしょう。寂しくしている人たった一人にでも手を差し伸べることは,影響力のあることです。十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老は,キリストは一人ずつ人々を助けることで,「『個人』を教え導かれました」と指摘しました。3わたしたちも同じようにすることができます。
2.キャロリングに参加する。
預言者はクリスマス・キャロルが大好きなことを知っていましたか。「サンタの面白おかしい歌」を大声で歌うにしても,救い主についてのお気に入りの賛美歌を敬虔に歌うにしても,音楽を人と分かち合うのは「クリスマスの精神を感じる」すばらしい方法だとラッセル・M・ネルソン大管長は考えています。4
3.携帯電話を見る前に周りを見回す。
一日中携帯電話をポケットの中に入れておく必要はありませんが,その場にいて周りの人に焦点を当てるのもクリスマスの精神を感じる良い方法です。
「携帯で友達の近況をチェックする代わりに,立ち止まって周りを見渡し,『今日,自分を必要としているのはだれだろう』と自問してみてください」とオスカーソン姉妹は言いました。「手を差し伸べて仲間の人生に影響を与え,人知れず悩んでいる友人を励ますという重要な役割を果たすのは,皆さんかもしれません。」5
4.余分に雑用をする。
家を掃除したり,ベビーシッターを申し出たり,何か余分に家事をすると,クリスマスの精神を感じる助けとなるでしょうか。正しい態度でそうするなら,大いに助けとなります。どこかを磨いたり,整理したりしながら,あなたが仕えている人について考えてください。どれだけ家族や友人があなたの良い働きという贈り物を喜んでくれるか考えてください。
5.クリスマスのお菓子を配る。
クリスマスのお菓子を頬張る話を先に挙げましたが,お気に入りのクリスマスのお菓子の一皿を作ってみてはどうでしょうか。幾つか(もしくはたくさん)自分で食べてもいいですが,クリスマスの精神を感じる鍵はお菓子を差し上げるということです。
6.クリスマスの動画を分かち合う。
ソーシャルメディアを通してクリスマスのメッセージを分かち合ってください。どんなものがあるかクリスマスのモルモンメッセージを見てみてください。Mormon.orgにある教会のクリスマスビデオを分かち合えば,だれかの一日をより良いものにするかもしれません。友人に送ったり,自分のページで分かち合ってもよいでしょう。
7.こっそり行う。
人に見つからずにどれだけの奉仕ができるでしょうか。だれかの玄関先に食べ物や贈り物を置いてきたり,思いやりのある言葉を書いたメモを上着のポケットにしのばせたり,雪かきをしたり,落ち葉を掃除したりできます。これをあなたがしているとだれにも知られずに行うのです。思い出してください。「あなたのする施しが隠れているためである。」(マタイ6:4)
クリスマスにミニスタリングをする
クリスマスライトやお祝いの装飾は驚きと楽しみをもたらしますが,真のクリスマスの精神を感じるには,楽しいミニスタリングが鍵です。
「〔主が〕この世に来られたことを心からたたえるためには,キリストがされたように,わたしたちの同胞に憐れみと慈悲の手を差し伸べなければなりません」と十二使徒定員会のディーター・F・ウークトドルフ長老は言いました。「これは日々の言葉と行いで実行できます。どこにいようと,これをわたしたちのクリスマスの伝統にしようではありませんか。つまり,もう少し優しくなり,もう少し赦し,もう少し裁きを慎み,もう少し感謝し,もう少し寛大になって豊かにある中から困っている人々に分け与えるのです。」6