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再臨に備えることができるように,聖文から何を学ぶことができるでしょうか


再臨に備えることができるように,聖文から何を学ぶことができるでしょうか

イエス・キリストは力と栄光をもって再び地上に来ると約束されました。 末日聖徒としてわたしたちの責任の中に,自分自身を再臨に備え,さらに,世界が備えられるように力を尽くすことがあります。 義にかなった人々にとって,再臨は平和と勝利の日です。 救い主が再び来られるのがいつなのか,正確には分かりません。しかし,預言を研究し,再臨のしるしを注意して観察することによって,わたしたちは再臨に対する証を強め,主がいつ来られてもよいように備える助けを得ます。

霊的に備える

再臨に関するどの聖句が平安をもたらしてくれますか。 再臨に備えるために,どのようなことをしていますか。

クラスの青少年は,聖典にある補助教材を十分に使うことができますか。 聖文を研究する方法を学ぶことで,青少年はどのような祝福を受けますか。

よく祈ってこれらの聖文とほかの資料を研究してください。青少年と分かち合うよう促しを受けていると感じるのはどれでしょうか。

ルカ21:34-36(主の前に立つふさわしさを保つために,わたしたちは目を覚まして祈らなければならない)

2ペテロ3:10-13(わたしたちは救い主の訪れを待ち望み,備えなければならない)

1ニーファイ22:17(義人は恐れるには及ばない)

教義と聖約45:26-44ジョセフ・スミス―マタイ1:21-36(再臨のしるし)

教義と聖約49:7ジョセフ・スミス―マタイ1:40(主が来られる時と日を知っている人はだれもいない)

イエス・キリストの再臨」『真理を守る』21-22

救い主の方法で教える

救い主は御自分が教えておられた人たちに,信仰を持って行動し,教えた真理に従って生活するよう勧告を与えられました。 主が教えておられたときに最も心を砕かれたことは,従ってきた人たちが心を尽くして福音に従った生活ができるように助けることでした。 青少年が学んでいることに従って行動できるよう,どのように励ましますか。

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ビデォ―「私たちは学びます」

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関連づける

毎回クラスの最初の数分を使って,青少年が様々な場面で学んでいることを関連づけることができるように助けてください(例えば,個人学習,セミナリー,教会のその他のクラス,友人との経験など)。福音が日々の生活に関連していることを理解できるように,彼らをどのように助けることができるでしょうか。以下のアイデアが役に立つでしょう。

  • 個人の福音研究や教会のクラスで学んでいるにテーマについて話し合うように青少年に勧めます。 今学んでいることについて,質問はあるでしょうか。

  • 救い主の誕生と再臨の絵を貼ります。(『福音の視覚資料集』30,66) 「いやしく生まれ」(『讃美歌』,113番)を歌うか聞くか,あるいは歌詞を読んで,主の地上での務めと,再臨の違いを表わす歌詞のリストをそれぞれの絵の下に作るように言います。 再臨に関してどのような質問があるか尋ねてください。 出た質問をホワイトボードに書き,このレッスンで再臨に関する聖句を研究するときに,その答えを見つけるように励まします。

一緒に学ぶ

下記の活動は,青少年が再臨に備える方法を理解するのに役立つでしょう。 御霊の導きに従って,クラスに適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。

  • 再臨に関する以下の質問をホワイトボードに書きます。何が起こるでしょうか。 どのように備えることができますか。 ほかに何を学びますか。 これらの質問の答えを見つけるために,聖句ガイドの「イエス・キリストの再臨」の項から幾つか聖句を選んでこれらの質問の答えを見つけるように勧めます。 見つけたことを発表するように言います。

  • 青少年に、『真理を守る』から「イエス・キリストの再臨」の項を読んでもらいます。 このセクションで取り上げられている聖句を使って聖句のチェーンを作る方法を教えてください。 21-22ページにある預言されているそれぞれの出来事としるしの聖句のチェーンを作ることができます。 例えば,「天と地のしるし」に関する参考聖句のチェーンを作るには,ヨエル2:30-31の余白にマタイ24:29-30と書きます。 次に,マタイ24:29-30の余白に,教義と聖約29:14-16と書き,同じように続けます。 青少年に,このテーマのほかの聖句を見つけて聖句のチェーンに加えるように励まします。 聖句のチェーンが役立つ理由を尋ねてください。 これらの聖句から,今まで知らなかった再臨のしるしについてどのようなことを知りましたか。 再臨のしるしについて知ることが大切であると感じるのはなぜですか。 (教義と聖約45:34-39参照。)

  • 教義と聖約45:44をクラスで一緒に読みます。 聖句の脚注を読むことで,聖句の意味をさらに理解できることを示してください。 例えば,脚注に,再臨の日と時を知る者はいないことを教えるマルコ13:32-37を参照するようにとあります。 これによって,わたしたちは気をつけていなければならないことが理解できます。 再臨に関する聖句を一つずつ青少年に割り当てます。聖句はこの概要で取り上げられているものでも,『真理を守る』21-22に出ているものでもよいでしょう。 割り当てられた聖句をよく読み,さらに脚注にある聖句を読んで理解したことを書き留めるように言います。 学習して分かったことを発表する時間を与えてください。 学んだことから,もっとよく再臨に備えるために何ができるでしょうか。

青少年に今日学んだことを分かち合ってもらいます。 再臨について学ぶためにどのように聖文を研究すればよいか理解したでしょうか。 ほかに質問はないでしょうか。 このテーマにもっと時間を費やした方がよいでしょうか。

福音の学習技術

聖句ガイドを利用する。 このセクション最初の活動では,聖句ガイドを使ってイエス・キリストの再臨ついて書かれた聖句を探すよう青少年に勧めています。 聖句ガイドのそれぞれの項目には,青少年が学習しているテーマにについてさらに学べるように,関連する言葉や句が載せてありまます。 テーマに関連する別の言葉を思いついたときも,その言葉を「聖句ガイド」で調べるとよいでしょう。 福音の具体的なテーマについて学びたいときはいつでも,「聖句ガイド」を活用するように励ましてください。

行動するように勧める

青少年に,クラスの中で受けた印象を分かち合うように勧めます。 再臨に備えるために何をしますか。 今日,個人の聖文研究に応用できることを何か学びましたか。