インスティテュート
第10課:救いの計画を教える(第1部)


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救いの計画を教える(第1部)

はじめに

救いの計画とは,天父がその子供たちの幸福のために作られた計画のことです。この計画の中心はイエス・キリストの贖罪であり,贖罪が必要である理由を教えます。また,天父の救いの計画は,「わたしはどこから来たのだろうか」「人生の目的は何だろうか」「死んだ後どこに行くのだろうか」という疑問に答えてくれます。宣教師候補者は,救いの計画の教義を明確に理解し,それを簡潔に説明し,力を持って証できるよう備える必要があります。

事前準備

教えるための提案

前世─わたしたちのための神の目的と計画

開会の祈りのときに賛美歌「神の子です」を歌ってもよいでしょう。レッスンを始めるに当たり,「神の子です」の一番の歌詞を生徒に見てもらい,その歌詞の中に見られる教義や原則を見つけてもらいます。

神の子です,

私やあなた

あふれる恵みに

感謝します

私を助けて

導いて

いつかみもとへ

行けるように

(「神の子です」『賛美歌』189番)

数分時間を取ってから,この賛美歌に見られる大切な教義または原則を生徒に説明してもらいます。必要に応じて,次の質問をするとよいでしょう。

  • この賛美歌の歌詞から,わたしたちの前世についてどのようなことが分かりますか。

  • 地上での人生の目的について歌詞からどんなことが分かりますか。

生徒たちが宣教師になると,人生の目的について教える機会があることを説明します。『わたしの福音を宣べ伝えなさい』48ページの「前世での生活─わたしたちに対する神の目的と計画」という表題の項の最初の二つの段落を一人または何人かの生徒に声に出して読んでもらいます。

十二使徒定員会のボイド・K・パッカー会長の次の言葉を読んでもよいでしょう。

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〔ボイド・K・パッカー会長の画像〕

「回復においてわたしたちに告げられた真理の中で,前世に関する知識ほど重要なものはありません。この真理を知っている,または教えている教会は他にありません。この教義については大まかな概要のみがわたしたちに与えられていますが,数々の啓示の中で繰り返される顕著な事実から,ある程度の基本的な真理は明らかです。」(Our Father’s Plan〔1984年〕14)

以下の質問をします。

  • わたしたちの前世について,また,わたしたちは霊の子供として天父とともに住んでいたということを知ることは,なぜわたしたちの人生により深い意義を与えるのでしょうか。(生徒が答えるときに,次の原則を強調してもよいでしょう。わたしたちが天父の子供であることを理解するとき,地上でのわたしたちの人生により偉大な意義を見いだす。

生徒たちがこの原則の理解を深めることができるように,ビデオ「神様はわたしたちのお父様です」(3分5秒)を見せて,ビデオの中の人々が説明する祝福について耳を傾けてもらいます。

生徒がビデオを見たら,次の質問をします。

  • ビデオに登場する人たちが,神の子供であることを知ったことによってもたらされた祝福にはどんなものがありましたか。

  • あなたが神の子であるということを知ることは,あなたの人生により大きな意義を見いだすことにどのように役立ちましたか。

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』48ページの最後の4つの段落を数人の生徒に順番に声に出して読んでもらいます。子供たちのための神の目的が何であるか,また救いの計画がどのようにその目的を果たすのかを説明する教義および原則を生徒たちに見つけてもらいます。その後,次の質問をします。

  • 神の計画は,その子供たちのためにどのように作用するようになっていますか。(生徒たちが挙げるさまざまな答えの中で,救いの計画によって,神の子供たち全てが,不死不滅と永遠の命の祝福を享受できるようになるという教義を見いだせるとよいでしょう。説明が必要な場合は,『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の59ページにある「昇栄」「不死不滅」の定義を参照してもらうとよいでしょう。永遠の命とは,神が送られる生活のような生活であることを強調します。)

生徒たちがこの教義を理解できるように,モーセ1:39を読み,暗記してもらいます。この聖句を暗記し,復唱する時間を数分与えてから,次の質問をします。

  • 神の目的は人の不死不滅と永遠の命をもたらすことであることを求道者に教えることは,彼らの日々の生活での選びにどのような影響を与えるでしょうか。

神の業において,天父が「人の不死不滅と永遠の命をもたらす」(モーセ1:39)のを助けるという宣教師の役割について,生徒たちが深く考える時間を数分与えます。生徒たちに,彼らの考えを別の生徒に分かち合うか,その考えを学習帳に書き留めるよう勧めます。

創造とわたしたちの肉体

一人の生徒に『わたしの福音を宣べ伝えなさい』49ページの「創造」という表題の項を声に出して読んでもらいます。神の救いの計画における創造の重要性について見つけるよう生徒に指示します。その後,次の質問をします。

  • なぜわたしたちは地球の創造を神の救いの計画の重要な一部として捉えるのでしょうか。(わたしたちが成長して神のようになるためには,わたしたち一人一人が地上で肉体を得て,試しの期間に試しを受ける必要がある。

生徒たちが肉体を得ることの重要性を理解することができるように,次の言葉を見せ,声に出して読み上げます。これはスーザン・W・タナー姉妹が中央若い女性会長であったときに教えた言葉です。わたしたち一人一人が肉体を得ることをなぜ喜んでいたのかを生徒たちに見つけてもらいます。

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〔スーザン・W・タナーの画像〕

「わたしたちは前世で,肉体が神の偉大な幸福の計画に欠かせないことを学びました。家族の宣言にはこのようにあります。『霊の息子,娘たちは神を知っていて,永遠の御父として神を礼拝し,神の計画を受け入れました。その計画によって,神の子供たちは肉体を得ることができ,また,完成に向かって進歩して,最終的に永遠の命を受け継ぐ者としての神聖な行く末を実現するために,地上での経験を得られるようになったのです。』実際,この計画に参加できたことで,わたしたちは『喜び呼ばわ』りました(ヨブ38:7)。

なぜそれほど喜んだのでしょうか。わたしたちは肉体に関する永遠の真理を理解していました。肉体が神の形に似せられることを知っていました。肉体が霊を宿すことを知っていました。また,肉体が苦痛,病気,障害,誘惑を経験することも理解していました。でも,そのような試練を喜んで受けようと考えました。なぜなら,霊と元素が分離しないように結合しなければ,天の御父のようになるために進歩して(教義と聖約130:22参照),『満ちみちる喜びを受け』られない(教義と聖約93:33参照)ことを知っていたからです。」(「肉体の神聖さ」『リアホナ』2005年11月号,13)

その後,次の質問をします。

  • 前世において,わたしたちはどのような真理を理解したために,地上に来て肉体を得られることを喜びとしたのでしょうか。

  • わたしたちが現世で困難に遭遇することが分かっていながら,なぜわたしたちは進んで地上に来ることを熱望したのでしょうか。

生徒に少し時間を与えて,次の質問について考えてもらいます。現世での経験が,いかにわたしたちが天父のようになるよう進歩するのに役立つのかについて,求道者にどのように説明しますか。時間があれば,『わたしの福音を宣べ伝えなさい』49ページの「創造」の項の下にある「聖文研究」の欄の参照聖句を研究してもらいます。1分ほど時間を与えてから,質問への答えを隣りに座っている生徒に話してもらいます。

選択の自由とアダムとエバの堕落

ホワイトボードに次の見出しを書きます。

アダムとエバが園でできたこと

アダムとエバが園でできなかったこと

生徒たちに2ニーファイ2:22-25および『わたしの福音を宣べ伝えなさい』49ページの「選択の自由とアダムとエバの堕落」の項を研究してもらいます。生徒たちが読んでいるときに,クラスの半分の生徒たちには,エデンの園でアダムとエバができたこと(罪のない状態で永遠に生きることができた,選択の自由を行使して判断することができた)のリストを作ってもらいます。クラスの残りの半分には,エデンの園でアダムとエバができなかったこと(反対のものを経験しないので成長することができなかった,喜び,不幸,悲しみ,痛みを経験できなかった,病気や苦しみを経験できなかった,子供をもうけることができなかった)のリストを作ってもらいます。数分時間を与えてから,生徒たちに見つけたことを発表してもらいます。生徒たちが発表するときに,その答えを生徒の一人にホワイトボードに書き出してもらうとよいでしょう。

生徒たちに『わたしの福音を宣べ伝えなさい』49ページの「肉体の死」「霊的に死ぬ」という言葉に注目してもらいます。肉体の死とは,肉体が死ぬことを意味することはおそらく生徒全員が理解できるでしょう。霊的に死ぬとは,神の前から断ち切られることを意味することを生徒たちが理解できるように助けます。肉体の死と霊的に死ぬことは両方ともアダムの堕落によってもたらされたものです。イエス・キリストの贖罪を通してのみ,わたしたちは両方の死を克服することができます。

ジョセフ・フィールディング・スミス大管長(1876-1972年)の次の言葉を見せて,一人の生徒に読んでもらい,救いの計画における堕落の重要性を生徒がさらに理解する助けとします。

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〔ジョセフ・フィールディング・スミス大管長の画像〕

「アダムがエデンの園を追い出されたとき,主はアダムにある宣告を下された。人によってはその宣告を恐ろしいことであると考えている。しかしそれは恐ろしいことではなく,祝福であった。わたしはそれが表面的にしろ本当に罰と考えられるものであるのかどうか知らない。

人類が救いと昇栄を得るには,この世で肉体を得ていろいろな経験をし,現世でのみ経験できる訓練を受けることが必要である。主の業と栄光とは「人の不死不滅と永遠の命をもたらすこと」であると主は言われた(モーセ1:39)。現世なくして,この偉大な祝福が成し遂げられることはなかった。よって,世界が創造され,そこに神の子らが住み,選択の自由の賜物を手にした彼らは,現世を経験する特権を与えられたのである。この賜物を行使して彼らは善か悪を選び,来るべき永遠の世で功徳の報いを得るのである。アダムの背きのために,わたしたちは現世にいるのである。……

人の堕落は表面的にはのろいであっても実際には祝福であった。そして人の進歩を妨げるというよりも人の進歩を促すという点で主の目的達成を助ける手だてとなった。」(『救いの教義』ブルース・R・マッコンキー編,全3巻,第1巻,113-114参照)

その後,次の質問をします。

  • アダムとエバの堕落を神の救いの計画の不可欠な一部としてみなすことが適切なのはなぜですか。(アダムとエバの堕落によって神の霊の子供たちは肉体を得られるようになった。それによって進歩し,神のようになることができる。)

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』50ページの「堕落について教える」の欄を生徒に復習してもらいます。その後,堕落の教義を自分の言葉で隣に座っている生徒に説明してもらいます。

地上での生活

ビデオ「救いの計画」(4分27秒)を見せるか,十二使徒定員会のボイド・K・パッカー会長の次の言葉を一人に生徒に声に出して読んでもらいます。3幕物の演劇がどのように救いの計画を象徴しているかを生徒たちに見つけてもらいます。

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〔ボイド・K・パッカー会長の画像〕

「3つに区分される贖いの計画は,3幕物の壮大な演劇にたとえることができます。第1幕のタイトルは『前世』です。聖典はそれを第一の位と呼んでいます(ユダ1:6;アブラハム3:26,28参照)。第2幕は,誕生から復活の時までを扱う『第二の位』です。そして第3幕は『死後の生活』あるいは『永遠の命』と呼ばれています。

現世におけるわたしたちは,第2幕のカーテンが開くのとともに,舞台に上がった役者のような存在です。第1幕のことは忘れています。この作品は,数多くの筋がからみ合って,登場人物の誰と誰がどういう関係にあり,何と何がどう絡み合い,誰がヒーローで,誰が悪役であるか,ということを判断するのが決して簡単ではありません。また,わたしたち自身が単なる観客ではないために,なお一層複雑になっています。

この永遠の計画の中で,わたしたちの前世すなわち第1幕の記憶は,幕で覆われています。第2幕の開始とともに現世に来たわたしたちには,第1幕の記憶がないのですから,今行われていることがなかなか理解できないとしても,少しも不思議ではありません。……

もし皆さんが第2幕において,平穏無事と無上の喜びだけを見いだそうとするなら,必ず挫折を味わうことでしょう。また,今起きていることの意味も,世の中が今のような状態であることを許されている理由も,ほとんど理解できないでしょう。

このことを覚えておいてください。『それからは,みんな,いつまでも幸せに暮らしました』という言葉が,第2幕に書かれることは決してありません。この言葉は,全ての謎が解き明かされ,全てのことが望ましい状態になる第3幕に来るものです。……

この偉大な劇,長い時の流れを描くドラマの脚本と言えるものがあります。その脚本は第1幕で起きた事柄,つまり前世を簡潔な形で表しているのです。その脚本には詳細はあまり書かれていませんが,前世の目的を明確にしており,人生とは一体何であるかを理解するのには十分な筋が明らかになっています。

皆さん既にご存じだと思いますが,その脚本とは聖典,神の啓示です。これを読んでください。研究してください。聖典は人は何者なのか,なぜ神は『これをみ心にとめられる』のか,なぜわたしたちは『少しく……神よりも低く造』られているのに,『栄と誉とをこうむらせ』ていただいているのかを教えています(詩篇8:4-5)。

聖典は真理を伝えるものです。皆さんは聖典を通して,3幕の全てについて十分に学び,人生の中で忍耐と導きを得ることができます。聖典は次のことを明らかにしています。『あなたがたも初めに父とともにおり,御霊すなわち真理の御霊であった。

真理とは,現在あるとおりの,過去にあったとおりの,また未来にあるとおりの,物事についての知識である』(教義と聖約93:23-24)。」(ボイド・K・パッカー“The Play and the Plan”〔教会教育システムファイヤサイド,1995年5月7日〕2-3;si.lds.org

その後,次のような質問をします。

  • 3幕物の演劇はどのように救いの計画の一部の要素を象徴していますか。

  • このたとえによると,多くの人々が地上での人生の意味を理解できないのはなぜですか。

  • このたとえによると,この3幕物の壮大な演劇の台本をどこで見つけることができますか。

  • 聖文は神の子供たちが神の計画における彼らの目的をさらに理解するのにどのように役立ちますか。

宣教師が救いの計画を教えるとき,求道者が現世の目的と天父のもとに戻り,再びともに住む方法をさらに理解するのを助けているということを生徒たちに説明します(アルマ12:32-34参照)。『わたしの福音を宣べ伝えなさい』50ページの「地上におけるわたしたちの生活」という表題の項を生徒たちに読んでもらいます。生徒に読む時間を十分に与えてから,次の質問をします。

  • この世の目的を一つか二つの文章にまとめると,どのような文になりますか。

わたしたちが神のもとへ戻る備えは,わたしたちが地上で下す決断に左右されることを求道者が理解することが大切であると生徒に説明します。神の戒めに従うという決断は,わたしたちを神に近づけますが,その一方で神の戒めを破ることは,わたしたちが神のもとへ戻るのを遠ざけてしまいます。ホワイトボードに次のように書きます。

罪の結果─

その後,次の質問をします。

  • 罪の結果とは何ですか。(必要に応じて,『わたしの福音を宣べ伝えなさい』50ページの「地上におけるわたしたちの生活」の項の2番目の段落を復習するよう生徒に勧めます。生徒はさまざまな答えを挙げると思われますが,次の真理を理解できるとよいでしょう。罪は不幸につながり,罪悪感や恥じる気持ちを起こさせる。わたしたちは汚れた者となり,神のもとに入るのにふさわしくなくなってしまう。罪は赦しを受けない限り,わたしたちが天父のもとに戻るのを妨げる。)

  • 罪の結果を理解することは,どのようにして求道者が贖罪のメッセージを受け入れる備えをする助けとなるでしょうか。

この世ではわたしたちは全員霊の死,つまり神のもとから断たれることを経験することを生徒に思い出してもらいます。生徒に次の質問をします。

  • どのようにしてイエス・キリストの福音はわたしたちが霊の死を克服し,神のみもとに戻るための助けとなりますか。(生徒が答えるときに,イエス・キリストを信じる信仰,悔い改め,水に沈めるバプテスマ,聖霊の賜物それぞれが,わたしたちが堕落の影響を克服し,神のもとへ戻るための備えをするのにどのような助けになるのかを生徒たちに尋ねてもよいでしょう。)

生徒たちがこのレッスンで学ぶ救いの計画の要素を説明する練習の機会を与えることが重要です。この練習により彼らが求道者に教えることになる教義と原則をさらに理解できるようになります。

生徒たちに二人一組になってもらいます。生徒たちに時間を与えて,地上でのわたしたちの人生の目的について,ペアで5-10分のレッスンを教える準備をしてもらいます。『わたしの福音を宣べ伝えなさい』49-50ページの内容を「聖文研究」の欄の聖句も含めて生徒たちに復習してもらいます。利用できる場合は,『救いの計画』という名の宣教師用小冊子の2-9ページを学習することもできます。生徒たちがレッスンの準備をしている間,生徒たちの間を回って,生徒たちが救いの計画の要素について短く簡潔に説明する準備ができるよう助けます。彼らが教えるメッセージに関連のある聖句を使い,教えている教義や原則について証をすることで,力強くレッスンを教えることができることを再度強調します。

生徒が教える内容を復習し,短いレッスンを準備するのに十分な時間を与えてから,各ペアが別のペアに教えられるよう割り当てます。その後役割を交代してもらい,各ペアが一度は教える機会があるようにします。各ペアが教え終わったときに,教えた相手のペアと一緒に次のことを話し合ってもらいます。

  • 教えた生徒の良かったところは何ですか。

  • どんな方法を使えば,レッスンはより効果的なものになったでしょうか。

各ペアが教え,そのレッスンの評価が終わったら,クラス全体でこの経験から得た洞察を生徒たちに分かち合ってもらいます。

次の文をホワイトボードに書き,これらの原則によってどのように生徒たちの伝道に出る意欲が増すかを尋ねて授業を終わります。

あなたが会う全ての人は神の子供であり,神に愛されている。

あなたが会う全ての人は,不幸の重荷を背負っている。その重荷は,キリストの贖罪によってまだ清められていない罪によるものである。

これらの文章について考えるときにどのように感じるかを何人かの生徒に分かち合ってもらいます。授業を終えるときに,救いの計画に関する教義について証を述べたい生徒がいるか尋ねてもよいでしょう。

行動するように勧める

次の課外活動の一つを選んで,救いの計画の理解を深め,教える技術を向上するよう生徒たちに勧めます。

  • 『わたしの福音を宣べ伝えなさい』58-59ページの「主要な言葉の定義」の項を復習します。簡潔な真理の言葉を使って,それぞれの定義を自分の言葉で説明できるよう練習します。

  • 『わたしの福音を宣べ伝えなさい』49-50ページの「聖文研究」の欄にある聖句を復習します。救いの計画のさまざまな部分を教えるのに使いたい聖句を一つか二つ選んで,聖典に印を付けます。これらの聖句を一つまたは複数暗記することを検討してください。

  • 救いの計画を教えるための概要を作成します。『わたしの福音を宣べ伝えなさい』55-58ページのレッスン計画のアイデアを参照することを考慮します。

  • 救いの計画の知識が自分の生活に祝福をもたらしたときのことを考えます。その経験のまとめを学習帳に書き留めるか,友人と分かち合います。