聖文の物語
リアホナと折れた弓


「リアホナとれたゆみ『モルモン書物語しょものがたり

1ニーファイ16しょう

リアホナとれたゆみ

しゅたすけをもとめる

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たき火の周りにすわる家族

リーハイとイシマエルの家族かぞく何年なんねんもあれたびしました。しゅはかれらをそののより場所ばしょにみちびかれました。道中どうちゅう,かりをしたり,ものあつめたりしなければなりませんでした。それはとてもつらいたびでした。

1ニーファイ16:1417:1,4

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日の出を見るリーハイ

しゅは,いましめをまもるならば家族かぞくをよりにみちびくと約束やくそくされました。かれらがそのをどのようにつければいからなくても,しゅがみちびいてくださるのです。

1ニーファイ2:2010:1317:13-14

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リアホナを持つリーハイ

あるあさ,おどろいたことにリーハイは天幕てんまくそと真鍮しんちゅうたまつけました。それは,リアホナとよばれました。リアホナのなかには,一本いっぽんがあり,それはかれらがどの方向ほうこう移動いどうするべきかしめしました。ときに,かれらはリアホナにしゅからのメッセージがかれているのをつけました。このようにしてしゅはかれらをみちびかれました。

1ニーファイ16:10,16,26-29アルマ37:38

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弓を負ったニーファイと不平を言うレーマンとレムエル

ある,ニーファイがかりをしていたとき,はがねのゆみれました。家族かぞくは,そのゆみなしではものれることができません。ニーファイのあにたちは,ニーファイとしゅにはらをてました。

1ニーファイ16:18-21

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折れた弓を持つニーファイとはらを立てているリーハイ

かれらはみなとてもつかれていて,おなかをかせていました。なかにはかなしみ,不平ふへいひともいました。うえてしまうのではないかとおそれたのです。リーハイでさえもしゅ不平ふへいいました。

1ニーファイ16:19-22,35

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金槌とのみを持つニーファイ

ニーファイは,あたらしいゆみつくりました。しゅものつけることができるようたすけてくださるという信仰しんこうっていたのです。

1ニーファイ16:23

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リアホナを見るリーハイとニーファイ

ニーファイは,かりにくにはどこへけばよいかリーハイにたずねました。リーハイは不平ふへいったことをかなしみました。かれはくいあらため,しゅたすけをもとめました。しゅはリーハイにリアホナをるようにわれました。そこにはメッセージがかれました。家族かぞくは,かれらがしゅしんじる信仰しんこうち,いましめにしたがったときにだけリアホナを使つかうことができることをまなびました。

1ニーファイ16:23-29

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かり出した動物を運ぶニーファイを見守るリーハイの家族

しゅはリアホナにかれているメッセージの内容ないよう時々ときどきえて,たびあいだかれらをたすけてくださいました。リアホナは,ニーファイがどこでかりをすればいいのかるうえで役立やくだちました。ニーファイがものかえると,みんなよろこびました。かれらはくいあらため,しゅ感謝かんしゃしました。

1ニーファイ16:28-32