ダニエルと王おうのゆめ

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ゆめを<ruby>見<rt>み</rt></ruby>る<ruby>王<rt>おう</rt></ruby>

バビロンの王おうはあるゆめを見みて，不安ふあんになりました。王おうは祭司さいしとはかせたちに，そのゆめのとき明あかしをするよう命めいじました。

ダニエル2：1－3

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かんがえこむ<ruby>王<rt>おう</rt></ruby>

王おうはゆめのないようについては言いいませんでした。祭司さいしとはかせたちがほんとうに力ちからを持もっているならば，ゆめのないようとその意味いみをつげることができるはずだ，と王おうは言いいました。

ダニエル2：4－9

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はかせたちを<ruby>追<rt>お</rt></ruby>い<ruby>出<rt>だ</rt></ruby>す<ruby>王<rt>おう</rt></ruby>

祭司さいしとはかせたちは王おうに，どのようなゆめなのか話はなしてもらえなければとき明あかしをすることはできないと言いいました。だれひとりそのようなことのできる人ひとはいないと言いったのです。王おうはおこって，ダニエルとその友ともだちもふくめ，王国内おうこくないのすべてのはかせをころすと言いいました。

ダニエル2：10－13

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<ruby>兵士<rt>へいし</rt></ruby>に<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>しかけるダニエル

ダニエルとその友ともだちを連つれて行いくために王おうのごえいへいがやって来きたとき，ダニエルはゆめの意味いみを王おうに伝つたえられるよう，もっと時間じかんがほしいとたのみました。ダニエルは，神かみはゆめであろうとすべてを見みておられ，何なんでもごぞんじだと知しっていたからです。ダニエルは友ともだちに，いっしょにいのってくれるようたのみました。

ダニエル2：14－18

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いのるダニエル

神かみはじげんの中なかでダニエルに王おうのゆめをしめし，その意味いみをダニエルにおしえられました。ダニエルは，自分じぶんと友ともだちのいのりにこたえて自分じぶんたちの命いのちをすくってくださったことを神かみにかんしゃしました。それから，王おうのもとへ行いって，ゆめの意味いみを王おうにつげました。

ダニエル2：19－25

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<ruby>王<rt>おう</rt></ruby>に<ruby>話<rt>はなし</rt></ruby>をするダニエル

ダニエルがつげた王おうのゆめとは，山やまから切きり出だされた一ひとつの石いしによってはかいされたきょだいなぞうについてでした。そのぞうは地上ちじょうの王国おうこくを表あらわしており，山やまから切きり出だされた石いしは，やがて地ちを満みたすことになる神かみの王国おうこくを表あわらしていました。王おうは，ダニエルが真実しんじつを語かたっていると分わかりました。

ダニエル2：26－49