「霊感れいかんによるヨセフのゆめ」『旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり』

霊感れいかんによるヨセフのゆめ

たがいを愛あいするのに苦労くろうする家族かぞく

ヤコブと<ruby>長<rt>なが</rt></ruby>そでの<ruby>着物<rt>きもの</rt></ruby>に<ruby>身<rt>み</rt></ruby>を<ruby>包<rt>つつ</rt></ruby>むヨセフ

ラケルとヤコブは，息子むすこにめぐまれるよう長年祈ながねんいのっていました。主しゅはかれらのいのりにこたえられ，ヨセフが生うまれました。ヨセフはヤコブのお気きに入いりの息子むすこで，ヨセフに特別とくべつな長ながそでの着物きものをあたえました。ヤコブの10人にんの兄あにはヤコブにしっとしました。

創世そうせい30：22—24；37：1—4

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<ruby>穀物<rt>こくもつ</rt></ruby>についてのゆめを<ruby>説明<rt>せつめい</rt></ruby>するヨセフ

ジョセフは17さいくらいのときに，霊感れいかんによるゆめを見みました。それは，兄あにたちとともに畑はたけの穀物こくもつをしゅうかくするゆめでした。ヨセフの穀物こくもつの束たばはしっかりと立たっていましたが，兄あにたちの穀物こくもつの束たばは，ヨセフの束たばをおがみました。ヨセフが兄あにたちにこのゆめについて話はなすと，兄あにたちはヨセフにはらを立たてました。

創世そうせい37：2，5—8章しょう

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<ruby>星<rt>ほし</rt></ruby>についてのゆめを<ruby>説明<rt>せつめい</rt></ruby>するヨセフ

しばらく後あとで，ヨセフはまた霊感れいかんを受うけて別べつのゆめを見みました。このゆめの中なかでは，太陽たいようと月つきと11の星ほしがヨセフをおがみました。ヨセフは家族かぞくにそのゆめについて話はなしました。このゆめは，ヨセフが家族かぞくを治おさめることになるように聞きこえます。ヨセフの兄あにたちはさらにヨセフにいかるようになりました。兄あにたちはヨセフのゆめが気きに入いらなかったのです。