聖文の物語
ルツとナオミ


「ルツとナオミ」『旧約聖書物語』きゅうやくせいしょものがたり

「ルツとナオミ」 『旧約聖書物語』きゅうやくせいしょものがたり

ルツ1-4しょう

ルツとナオミ

あいとちゅうせいしんをもって試練しれんをのりこえる

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<ruby>町<rt>まち</rt></ruby>を<ruby>歩<rt>ある</rt></ruby>くナオミと<ruby>家族<rt>かぞく</rt></ruby>

ナオミとその家族かぞくはモアブにうつりみました。ユダのには食物しょくもつ十分じゅうぶんになかったからです。そののち,ナオミのおっとがなくなりました。ナオミのむすこたちは,オルパとルツというのモアブのじょせいとけっこんしていました。ふたりは10年間ねんかんナオミの世話せわをしました。

ルツ1:1-4

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だき<ruby>合<rt>あ</rt></ruby>うオルパとルツとナオミ

それから,オルパとルツのおっともなくなったので,いまやじょせいだけがとりのこされました。ナオミはルツとオルパのためにもの用意よういすることができませんでした。

ルツ1:5,8-10

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ラクダをつれて<ruby>旅<rt>たび</rt></ruby>するルツとナオミ

オルパはこきょうにもどりました。しかし,ルツはとどまってナオミの世話せわをしたいとおもいました。ユダのでふたたび作物さくもつれるようになったときいたルツとナオミは,ユダのへとたびをしました。

ルツ1:16-19

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こくもつをしゅうかくするルツ

ルツとナオミがユダにいたのはしゅうかくの時季じきでした。ふたりには食物しょくもつ必要ひつようでした。ボアズというのナオミのしんせきが,ユダのはたけっていました。ボアズはルツに,自分じぶんはたけのこされているこくもつをあつめさせてくれました。それはつらい作業さぎょうでした。

ルツ1:222:3

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ルツに<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>しかけるボアズ

ボアズはルツをこころをかけてくれました。ルツがいっしょうけんめいはたらきき,またナオミとしゅにちゅうじつだったからです。ボアズはしもべたちに,ルツのためにもっとおお/rt>くのこくもつをはたけのこしておくようにといました。

ルツ2:5-17

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ルツとナオミ

ナオミはルツに家族かぞくをもってほしかったので,ボアズとけっこんするようルツにすすむめました。ルツは,自分じぶんがボアズとけっこんすれば,ふたりでいっしょにナオミの世話せわをすることができるだろうとおもいました。

ルツ3:1-24:15

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ルツとボアズ

ルツはボアズに,自分じぶんとけっこんしてくれるようたのむことにしました。ルツがちゅうじつでとくたかいじょせいであることをっていたボアズは,けっこんに同意どういしました。

ルツ3:3-184:13

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ルツとボアズと<ruby>赤<rt>あか</rt></ruby>んぼう

ルツとボアズはけっこんしました。もなく,ルツはおとこあかんぼうをさずかりました。あかんぼうはのちに,しょうらいおうとなるダビデのそふとなりました。何年なんねんあとに,イエス・キリストがこのかけいにおまれになったのでした。

ルツ4:13-17