エリヤとバアルの祭司さいしたち

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バアルの<ruby>小<rt>ちい</rt></ruby>さなぞう

イスラエルの王国おうこくは，ずっと水みずの不足ふそくに苦くるしんでいました。アハブ王おうはたみに，バアルという名なのいつわりの神かみにしたがうようにと言いいました。

列王上れつおうじょう18：1－2，17－18 

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アハブと<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>すエリヤ

しゅはよげんしゃエリヤをアハブのもとにつかわされました。エリヤはすべてのたみを山やまのいただききによびよせると，王おうとその祭司さいしたちに，しゅとバアルのどちらがまことの神かみかを見みるようにと言いいました。

列王上れつおうじょう18：19－21

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バアルの<ruby>祭司<rt>さいし</rt></ruby>たちと<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>すエリヤ

エリヤはこれから行おこなうことについて説明せつめいしました。エリヤと祭司さいしたちはさいだんの上うえにおうしをささげますが，自分じぶんたちの手てで火ひをつけることはしません。そのかわり，祭司さいしたちはバアルに火ひをつけてくれるようにいのります。その後あと，今度こんどはエリヤがしゅに火ひをつけてくださるよういのります。火ひをつけてくださるのは，まことの神かみだけであることをエリヤは知しっていたのです。

列王上れつおうじょう18：22－25

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<ruby>人<rt>ひと</rt></ruby>びとに<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>すエリヤ

バアルの祭司さいしたちは朝あさから昼ひるまで自分じぶんたちの神かみにいのりましたが，何なにもおこりませんでした。エリヤは祭司さいしたちをからかって，おまえたちの神かみはねむっているにちがいないと言いいました。

列王上れつおうじょう18：26－27

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さいだんの<ruby>上<rt>うえ</rt></ruby>でいのるバアルの<ruby>祭司<rt>さいし</rt></ruby>たち

祭司さいしたちはますますいかり，さいだんに飛とびのって夜よるになるまでさけび続つづけました。かれらは自分じぶんたちの神かみがこたえてくれるようのぞんでいましたが，やはり火ひはつきませんでした。

列王上れつおうじょう18：28－29

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ひざまずくエリヤ

次つぎはエリヤの番ばんです。エリヤはしゅのためにさいだんをきずき，そのさいだんの周まわりにみぞをほって，ささげものを用意よういしました。

列王上れつおうじょう18：30－32

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エリヤとさいだんをきずく<ruby>人<rt>ひと</rt></ruby>びと

エリヤは人ひとびとに，四よっつのかめいっぱいに水みずを入いれて，その水みずを三度さんど，さいだんのたきぎの上うえに注そそぐようにと言いました。水みずを注そそがれたたきぎとさいだんはびしょぬれになり，みぞにも水みずがあふれました。

列王上れつおうじょう18：33－37

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さいだんのかたわらでいのるエリヤ

エリヤは，まことの神かみの力ちからをしめしてくださるようしゅにいのりました。すると，しゅの火ひが下くだって来きて，ささげものとたきぎと石いしと水みずを焼やきつくしました。人ひとびとは，エリヤの神かみがまことの神かみであることを知しりました。エリヤは，かんばつがおわり，しゅが雨あめを送おくってくださるよういのりました。

列王上れつおうじょう18：38－41