聖文の物語
ハガル


「ハガル」旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり

「ハガル」旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり

創世そうせい16しょう

ハガル

しゅのむすめのためのしゅ計画けいかく

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<ruby>身重<rt>みおも</rt></ruby>のハガル

ハガルはサラのつかえめでした。サラは年老としおいていましたが,子供こどもはいませんでした。サラはおっとのアブラハムに,ハガルと結婚けっこんして子供こどもをもうけるよういました。アブラハムとハガルは結婚けっこんし,もなくハガルにあかちゃんがまれようとしていました。

創世そうせい16:1—3

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<ruby>立<rt>た</rt></ruby>ち<ruby>去<rt>さ</rt></ruby>るハガル

ハガルとサラは,たがいに不親切ふしんせつにふるまうようになりました。そこで,ハガルはさばくににげることにしました。

創世そうせい16:4—6

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<ruby>水辺<rt>みずべ</rt></ruby>で<ruby>休<rt>やす</rt></ruby>むハガル

たび途中とちゅうで,ハガルはとてもつかれてのどがかわきました。とうとう,ハガルはみずのあるところにたどりつき,そこでやすんでいました。

創世そうせい16:7

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ハガルに<ruby>語<rt>かた</rt></ruby>りかける<ruby>天使<rt>てんし</rt></ruby>

しゅはハガルがこまっていることをごぞんじで,ハガルをたすけるための計画けいかくをおちでした。しゅ一人ひとり天使てんしをつかわして,アブラハムとサラのもとにもどるようハガルにわれました。天使てんしは,ハガルの家族かぞくおおきくなるだろうと約束やくそくしました。また,ハガルにさずかるあかんぼうはおとこで,そのをイシマエルと名付なづけなければならない,といました。

創世そうせい16:7—14

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アブラハムとサラと<ruby>一緒<rt>いっしょ</rt></ruby>にいる,ハガルとイシマエル

ハガルはしゅ信頼しんらいして天使てんしにしたがい,アブラハムとサラのもとにもどりました。ハガルはおとこみ,イシマエルと名付なづけけました。ハガルは,しゅ見守みまもってくださっていることをっていたのです。

創世そうせい16:11,15